しつこくリヴリーガーデン

 相も変わらず、中古のDSソフトから吸い出したデータをスマホに移動して、エミュレーターで続けているリヴリーガーデン。先月23日の母の受診の付き添いの時にあまりにも暇で再開したわけですが、今日ようやく4匹目のリヴリーを飼うことが出来ました。ミュラー博士がやってきていつものように「でぃあもーめんでぃあもーめん」言うてはったよ。一旦虫の捕まえ方を覚えたら、後は放置していても自分で狩りをしてくれますので、織りや編物の合間にテーブルの脇に置いて時々眺めて癒されております。

 長ったらしいオープニングをスキップ出来ずに「ぐぬぬぬ」と歯を食いしばりながら最初から始めた――それも三度目――今回は

1匹目 ハナマキの「はんはん」
2匹目 ヘンプクジンチョウの「べるる」
3匹目 マウンテンピグミーの「しろざけちゃん」
4匹目 ブラックドッグの「くろざけくん」

 という構成。七十種類の虫を集めるともらえる5匹目は、トウナスモドキの「くもすけさん」にする予定。人間国宝リスペクト。そのためには後二十種類虫を捕まえないといけない――って、こんなことやっているから睡眠時間が削られるのか。ちっ。なお、くろざけくんは雲助師匠の孫弟子の桃月庵黒酒(くろき)さんのイメージなので、そこはかとなく相似形にして小学生系リヴユーザーから非難轟轟だったショウジョウダルマか、丑リヴのゴズでもよさそうなんですが、あえて全身タイツ風のブラックドッグで確定。元芸人さんらしいし。ちなみにオンラインの方のリヴは、ジュラファントで始めました。後からホオベニムクチョウになったりミミマキムクネになったりして迷走。リヴリーガーデンでも初回はジュラにしたんですけど、3匹目を飼いはじめたあたりでデータクラッシュで努力が無駄になり、二回目ハナマキはアプリのアップデート後にセーブデータのディレクトリを強制的に変更されてこれまた泡沫に帰してうんさりしてやめたという展開。セーブデータを変更後のディレクトリに移動しただけでは反映せんかったんだわ。今回はもうあきらめて、いつデータが消えてもいいやという鷹揚な態度で取り組んでいます

 それにしても、リヴリーガーデンはゲーム実況系のYoutuber諸氏の興味の対象外なのか、さまざまなゲームが紹介されているYoutubeでも著しくマイナーな立ち位置。モンは出るけど平和なのによう。混迷を極める今こそ必要なゲームなのによう。辛い。

 蛇足ながら、今回時間操作はしないようにと決めていたのですけれど、セイヤボタルを捕まえるために、スマホの時計を一時的にクリスマスの時期に戻します。さっさとエリクシルテントウを捕まえる準備がしたいんだわ。

 ここだけの話、ゲームデータをコピーしてファイル名を変更することで、同じスマホで別ゲームとして起動できますので、エリクシルテントウでドライコーティングという技を覚えたら、そのようにして別リヴを飼う予定。ただねえ、前やった時は、起動までは出来たんだけど、セーブデータとゲームデータのファイル名を一致させても、プレイデータが認識されずに、最初からやらされる羽目に陥ったんだわ。それで早々に撤退した。今回はそうなっても地道に続けるよ。でもさすがに三つまでが限界でしょうね。都合15匹か。6匹目からは噺家さんの名前を拝借することにします。でも一匹だけ「ヨシノちゃん」を育てたい。

 ところでメンズの私的には、もっとも要らない子は紛うことなくパキケ。小学女子系リヴユーザーには大人気でしたが、自分の可愛さを自覚してごり押しする感じが極めつけにイライラするので絶対飼わない。さすがに50過ぎたメンズがパキケとか飼ったらそれだけで条例違反で通報されるわ。ミミマキムクネも同様に可愛い系ですが、自虐的なボテ腹をアピールしてくるだけなので、こちらは法が許します。ラヴォクスはそもそも動物という認識。愛護。

 まあ、時間を取られ過ぎないように注意しながら気楽にやります。昔リヴをやっていた佐賀錦の織り手さんは、果たして全国に何人くらいいるんでしょうね。

※最近の踏み台昇降のお供は昭和元禄落語心中、昨日シーズン2に入ったところ。当初は落語を題材にしている割には絵が綺麗すぎるなと感じていた次第ですが、観ている間にはまってしまいました。助六……助六よ……。それにしても、少なくとも昭和元禄落語心中に関しては、アニメと漫画だけで充分だと思うんですが、なんでわざわざドラマ化したり舞台化したりするかな。素材の吟味とかしないんですかね、制作側は。ドラマ化や舞台化に向いたコンテンツなんて、他にいくらでもあるはずなのに。

※自律訓練法は21回目終了/目標1000回。寝る。どうあがいても寝る。

限定植物の虫は地水火風の木とは無関係らしい。ならセイヤボタルは後でいいか。関係あるみたい。モミの木ゲットのために時間を進めました。12月下旬に始めたものだから、過去に戻したら出んのよ。雪原に変化させる技を覚えた後でなければ、時期だけ合わせても無駄らしい。

日々是不眠

 最近は毎日夜一時半から二時くらいまで起きているせいで、朝が辛いのなんの。昼休みに昼寝してトントンという状況。ついこの間まで日付が変わる前後には床に就いていたのによう。

 まあリヴリーガーデンを再開したからなんですけど、再封印した方がええんやろか。

平織りを入れました

 どのみち古い銀で、変色や剥離が見られるので、自分用にしか使えないということで、ランダムカラーの流水をいったん終えて、一色の鹿子に入ることに。わしはもう疲れた。実は今日親がACBに行くというので、一緒に行ったんよ。最近はもう出かけるだけで疲れが溜まるお年頃。

 でもまあ、店内をいろいろとあさって、一度手放して後悔していたバックストレッチャー(背中を伸ばす道具)の木製バージョンを350円でゲットしてきたで。寒いとストレッチが面倒なので布団の中でぬくぬくしながら使います。モネの柄の皿とかも欲しかったんだけど、髙そうだったのでやめました。知らぬ間に「一流百貨店で扱っている商品コーナー」が設けられていて、その一角にあったんよ。さすがにいいお値段のものばかりで困惑。多分問屋さんが廃業されたんでしょうね。

※会の中では、私は割と銀を使うタイプ。本金に比べて変質しやすいし、織る時の感覚が硬いんですけど、そういう部分を差し引いても好き。その昔、銀は金よりも高価やったんよ。なお、今の段数の流水、なんだか知りませんがものすごく面白かったので、帯の図案候補の一つにします。ランダムなブルー系と生成りを組み合わせた二色使いの流水の合間に散らすように桜色の花菱を入れて、川辺に散る桜を表現したら綺麗な帯が出来るんじゃあんめえか。「メンズ帯は派手なのは……」という人もいるかもしれませんが、聞く耳なんざ持ちませんよ、私は。華やかなメンズ帯があって何が悪い。

※このメンツの落語会が観られるなんて東京ずるい!!

無事織れましたが

 織ることは出来ました。ただ、いつも使っている台に比べると勝手が違いますので、慣れるのに時間がかかりそう。そんなことより一本経紙を切っちまって心の方も折れました。辛い。

 そういうわけで、お待ちかね100均材料を活用した簡易鹿島錦(佐賀錦)織り台の最終報告です。もともと半端な余り経紙をどう処理するかに頭を悩ませて始めたことなのですけれど、端的に書くと、「無事織れました」。ただ、いくつか難点=要改善点あり。

  • 経紙の幅が狭すぎると綾織が難儀。3cm幅でもくじけそうに。幅によっては平織り限定で織るのが無難。
  • 巻台のような張りの微調整が出来ないため拾いづらい。裏から指で抑えると楽に拾えました。
  • 平織りは思ったより織りやすいのですが、押さえの時に抵抗感が全くなくて、普段とは感覚が違いすぎ。

 それにしても、あぐりを引いていて「ぷちっ」と経紙が切れる音がした時はのけぞったわいな。

 まあ、材料由来の軽さが幸いして、旅先での手慰みにはなるかなとは思いますが、やはり引っ張り紙はあった方がいいなと実感。「みーんなのーひっぱれー」の精神大事。以下、久々の写真付き実験レポート。

 頑張る私に「中台と小台を組み合わせて織れば一切余りは出ない」は禁句。

【台の準備】

 使用したのはDAISOで調達した木の板と植木鉢用のスタンド。

 知りたがり屋さんのあなたのためにシール部分のアップ。

 植木鉢スタンドはそれぞれ足代わり。

 木工用ボンドで接着して重しをして固定。物置のクランプを探すのが面倒で手抜き。

 このまま一日置いて乾燥。

【経紙の準備】

 今回使用した罫紙はほんのりレインボーが入っていて、水面にオイルを垂らしたみたいな感じ。台をくるっと囲むようにして両端を継ぎました。実はこの経紙、越前屋さんで販売されている一般的な経紙の規格よりも短かったりします。今回の台にはぴったりサイズ。長い罫紙を使う時は、お子敷いたの枚数などで調整する必要がありそう。逆に短い場合は、継ぎ目を和紙でブリッジするなど工夫が必要。

 裏側に関しては、もともとX字形に組み合わせて使う植木鉢スタンドを便宜的に足にしているので、それぞれ切り込みが設けてあります。私の場合は画像のような使い方をしました。少なくとも上に出る部分だけは経紙の乱れを整えたいという日々是経紙パトロールな人は、逆に使った方がいいかも。

 全体を整えるのはそもそも無理ゲーということで、織りに必要な部分にだけ竹串を差し、綺麗に洗ったかまぼこ板を起こし板にしてセット。

【実際の織り】

 まずは捨て織り。これだけ幅が狭い(3cm)と、何の抵抗もなくすうっと入っていきます。平織りであるにも関わらず。

 シンプルな図案で綾織り開始。糸はACB諫早店で以前たたき売りされていた一巻50円wの今様色。今はなきベル製の佐賀錦糸です。昔は佐賀県内にも錦糸を扱うところがあったらしいよ。

 このまま織れそうかなと進めている途中で、ぷちっと音がして経紙が切れました(´Д`)

 修正してまでは……と思い、居直って平織り再開。幅が狭いせいで詰めるのが思ったより難しく、一本分の隙間が異次元に飛ぶまで結構かかりそう。しかも織りづらくて岸が汚い。

 綺麗に織りたいなら、面倒でもきちんとした台を使った方がいいに一票。まあ、遊び織りとか配色確認のための試し織には使えそうな印象。材料費220円は魅力的。最悪板が二枚あれば織れますからね、鹿島錦も佐賀錦も。もっとも、いつもの織り台より遠いところで拾った方が、糸の処理がしやすいので注意。

 せっかく立てたわけだし、220円分はせめて元を取りたいから、暇を見てちょこちょこ織ってベルト状の平織りを完成させます。次回の実験はブレスレットメーカーの転用。巻台みたいに使うにはどうすればいいんだろう。クリップ? クリップ最強?

※あぐり(あばり)はもともと漁師さんが網を修繕するための道具。したがって本家本物の網針が流用出来ます。17cmくらいあれば10cm幅くらいまでの経紙は織れそう。先がとがりすぎですので削った方がいいです。竹製もあったけど短すぎた。ちなみに私が持っている中で一番短いあぐりは25cm前後。長いのは60cmくらい。

※すくいベラはあぐりより短くても用が足ります。向こう側に通すか通さないかの違い。若干短いですが、牛骨製とかあった。厚みがありそうなのでこちらも薄くした方が使いやすそう。ただ本当に狭い経紙しか織れなさそうですので、35cmあるこういう竹ベラを加工した方がいいかも。

※土台が狭すぎると色を入れても二色くらいでしょうし、色ごとに目を拾う方が効率的なので、解きベラは要らなさそう。大ベラはこれとかこれが使えそう。実際に買ってまではいないので使えなかったらホットケーキに使うてたもれ。

※あぐりを作れる職人さんは、こちらではいなくなりました。手持ちのあぐりは大切に。私も死守します。まあ小器用な人は自分でも作れるそうだよ。

理想のミニ織り台を見つけてしまった

――かもしれない。織れるといいな織りたいなということで、川口浩ばりにAmazon探検に出ていたのですが、もしかしてこれが使えるのでは? というものを無事発見。いや、もともとマクラメ用の道具ですから存在自体は知っていたんですけど、よもや鹿島錦に使おうとは考えたことなかった。

 もちろん一部加工しないといけないにしても、伸縮自在ですので、多分うちの会の独自規格の1mの経紙にも対応できるはず。マクラメにも使えるから不可逆の処理はしない方向で。経紙は、日曜日に記事としてまとめて更新予定の百均材料の簡易織り台と同じく、ぐるっと一周させて端同士を貼り付けるようにします。

 ブレスメーカーはいくつも販売されていますが、10cm幅のものはこれしか見つけられなかった。試しに一個買ってみます。

※立花孝志がやりたいのは、政治ではなく単なるパワーゲームではないかと勘繰っております。絶対旅に出て織るなんてことはしないであろう私が、気軽に持ち歩ける簡易織り台を模索するのも似たようなもんかと。

 

10秒ですら意識が保てない件

 今日も昼休みに自律訓練法――と書きたいところですが、わずか10秒の自己暗示も出来ずに睡魔に襲われてしまいました。毎度毎度のヒュプノスめー。

 まあ、不眠より嗜眠の方がなんぼかましかもしれない。

※インフルのワクチン打ったのに熱が出て――なんて嘆きをXで見かけたんですが、当たり前やないの。インフルにはタイプがいくつもあって、そのすべてのワクチンを毎年打つわけではない。打っていない型のインフルが流行る可能性もなくはない。毎年インフルの予防接種をしているわしも、数年前に白鳥師匠の独演会を観に行った直後、罹患したA型で高熱出たわいな。そういうもんです。正直ワクチンを打たずとも健康でいられるだけの体力と免疫力が欲しいと思う。

※摂取した後に抗体ができるまで、二週間くらいかかるらしいよ。

定期的にやってらっさるっぽい

 個人的には和人形の木目込みをせっせと作りたいとは思わないのですけど、他人様の作品を観るのは好き。

※今年で最後の開催とのことです。もったいない。織り手の高齢化問題はいよいよ深刻になりつつあります。もっとも、高齢化が問題というより、高齢になっても織れるくらいの心身の機能をどれだけ維持できるかの問題。織るという作業自体は手続き記憶なので、多分基本的な部分は生涯忘れない。

迷惑メールが巧妙すぎて辛い

 相も変わらず詐欺に溢れる世を無事渡りきるために、「自分は絶対騙されない」とは絶対に考えないようにしています。あるいは騙されるかもしれないという危機感を持ち続けることこそが、持続的な防犯意識につながるんじゃああんめえか。騙されないという妙な自信を持っているほど、騙されているという事実に気づけないことがざらにあるそうな。確証バイアスってやつでしょうかね。

 もっとも、普段使いのgmailさんのフィルターは強力で、たいがいの詐欺系迷惑メールは仕分けをして注意喚起してくれるので、幸い深刻な状況に陥ったことはありません。強力すぎて迷惑でないものまで迷惑扱いしてしまうことも結構あるため、毎回必ず全メール確認してから消去作業するようにはしていますが、助かっとるよ、正直。振り返れば私も色んなものに騙されてきたもんさね。〇ランヤとかヒ〇ンヤとかヒラ〇ヤとヒラン〇とか。私にとってヒランヤ(書いてもた)はもう、「効果とか一切なくてもいい。ただ懐かしさを覚えたい時だけのために持っておきたい」というだけの代物と化しております。まあ、純銀製や銅製のものは、花瓶の中に入れておけば花が長持ちするのは確かかな。金属イオン様々。ミニ鍋敷きとしても使えそう。

 なお純粋極まりない人たちはいまだにヒランヤさんを信じている模様。私の心は穢れて久しいため、今はいささかも信じておりませぬ。