頼まれているうちが華かなあ

 年々ノルマの数が増える記念品の件でぶーぶー言うたりしておりますが、そのうち鹿島市から「鹿島錦なんざ要らねえ」と三行半を突きつけられでもしたらどうしましょうと恐怖のズンドコでいたりもします。鹿島市から言われなくても保存会の方から「あんたのは要らん」とか通達があるかもしれないし、やはり必要とされている間が華よのう。社会的役割の喪失は介護の重度化に拍車をかけるわけですよ。

 ところで、今から買い物に出るのですけど、ララベル近くのコスモス、毎朝チーズトーストを食べている私には必須の、大きいサイズのとろけるスライスチーズが再び10円値上がりして219円になっておりまして、こちらは悲しみのズンドコ。もしかして行くたびにいくつも買う私のせいか。私自身が「値上げしてもまた誰かが買うやろ」とコスモス側が増長するくらいに甘やかしとんか。きー。

※イス軸法は全然感覚がつかめないのでしばし放置。ヒモトレさんとストレッチさんに戻ります。自律訓練法は、相変わらず第一段階と第二段階の狭間でダラダラ。ある程度進んだら各種音源を利用するのも手かな。

料理動画比較

 してみたいお年頃。まずはAIさん代表。

 続いてホケミさん代表。ちなみにうちの場合は母が勘違いで買った三合炊きをホケミさん専用にしています。普段使いの五合炊きでは玄米が炊けないと思い込んで、新しく買ったんだわ。そうして玄米を炊かずに放置、と。まあ私も面倒くさくて、黄な粉を混ぜた程度のノーマルホケミを焼くだけで終わらせちゃう場合が圧倒的に多いんですよね。でも二年前に冬瓜と鶏の手羽先とを出汁で煮たら、とろとろになって美味しかったで。分量のせいで内蓋を洗うのが大変だったけど。分量大事。お菓子は特に大事。

 レシピという点ではまるで勝負にならんかったけど、AI動画のカオスっぷりは実に私好み。

佐賀錦の故郷やでー

 鹿島錦/佐賀錦の故郷である鹿島城(正しくは鹿島陣屋)があったところが現鹿島高校。紹介動画がありましたが埋め込み無効でしたので代わりにリンク。ちょっと鹿島のイントネーションとは違う? よく私が 授業をサボって ベンチで本を読んでいたのが、動画内の旭ケ丘公園。桜の名所です。

【肥前ことば】鹿島城(肥前国)【佐賀県鹿島市】【県重要文化財の赤門と大手門】【鹿島支藩】

 奇しくも去年の私の誕生日にアップされたらしいこちらの動画では、UP主さんが赤門の詳細を撮影してくださっています。一応正門だけど生徒は誰も通らないんよねえ。だってどの方向から来ても、ここを通ると下足箱までの距離が遠くなるから。

※最近やたらと薦められるAIの考える料理動画。どれもカオス。

いろんな保存会があるもんで

 何これ楽しい。しかも汚れる心配がない。長崎由来なのに長崎には残っていない工芸品といえば、秋田にすっかりお株を奪われることとなった平戸銀線細工もその筆頭ですけど、このステキまりも、最古のものが長崎で作られたと言われている割には、長崎では見たことないかも。佐賀県民にはひた隠しにされているのかもしかして。教えて長崎の人。こちらの瓶に入った手まり、初見殺しではありますが、作り方を読むと納得。そこ極秘じゃないんやね。親切。

 なお、鹿島錦のまりはあくまでも木目込みであって、弾みもしなけりゃ中身も抜き取れないので、同じことをするのは無理なんだわ。

若干の違いがあるんよねえ

 佐賀錦の方の木目込み人形と鹿島錦の木目込み人形の違いですが、鹿島錦の場合は総錦で作るという不文律があります。一部であっても他の布はつこたらいかんでーということらしい。私もついこの間知りましたけど、県展や伝統工芸展に応募する場合も、絶対に総錦の作品でなければいけないんだとか。がま口を使ったバッグはどれだけ綺麗でもダメなんだって。バッグの場合は被せで作り、持ち手まで錦を使わなければ応募しちゃいかんそうな。これに関しては今一つ意味がわかりませんが、どのみち私は応募することなんてないでしょうから、いいや、別に。でも帯が出来たら応募せんばよーとは言われているので 出来るだけ先延ばしにしながら 頑張ります。

 多分、メンズ帯を織り終えたら、義務と約束双方を果たしたということで、退会に向けての準備を始めると思います。他にやることがなかったら続けるかもしれないけど、わし、生きている間に是が非でもやらなければいけない&マイナー過ぎて関係者が少なく、多分私にしか出来ないと思しきことが、他に二つもあって、場合によっては個人で楽しんでいる鹿島錦より、そちらの方を優先させんといかんのだわ。

編んどくもんやね

 去年何着も編んだベストやセーターのおかげで例年にないぬくぬく晩秋ライフを楽しむことが出来ております。セーターに関しては、手法がそこそこ安定した四着目以外は、雑過ぎて着て外に出る勇気など皆無。でも家の中ならべらんめえということで見逃してほしい。技術云々ではなく根気の点で「良く編めるね」と驚かれたりしますけど、なんせ合太から極太の糸のみを使用、かつ、ストレッチ編みの初歩的な編地であるピケ編みだけで編んでいるだけですので、正直鹿島錦を全段自分で拾って織るのに比べれば、どうってことないです。

 鹿島錦に関しては、私よりはるかに手芸関連に造詣が深く、しかも時間にも余裕があると思しき人が巧く織れずに挫折したり、蹉跌に苦しみ立ち直れずに放棄したりするのを見てきたからこそ言えるのですが、好きでなければ続けられないのと同時に、好きなだけでも続かないんよねえ。確か井手美弥子先生が以前何かの媒体で「誰でも織れるものではない」とおっしゃっていたと記憶していますが、素直に賛意を表明します。結構人を選ぶ織物なのは間違いない。だいたい教室が近くにないと学ぶことすらおぼつかない。資料に首っ引きになりながらいろんなことを独習するのが大好きな私ですら、多分鹿島錦に関しては手引書だけでは織れなかったはず。それに加えて、多分ね、誰かのために作りたいとか、何かをとにかく作りたいという具体的な目標、あるいは美麗な錦を自分でも織りたいという心底からの渇望が必要になるみたいなんだわ。そういうのがないとすぐ辞めちゃうんだこれが。

 私を挟んで前後に始めた数人は、同期のOさん以外は皆それぞれの事情で退会済で悲しみのズンドコですが、幸いなことに数年前から急激に定着率が上がっているのが、嬉しい限り。何がきっかけなんだろうと不思議でなりませんが、もう私はその定着組の方たちから、とうの昔に技術面でも作品のレベルでも追い越されておりますので、任せる気満々ですよ。真剣に浮遊霊系幽霊会員になりたいと願う日々が続きます。

 待望のメンズ会員も二人入会してくれたし――ただし一人は休会中&二人とも仕事で忙しいらしい。暇を持て余すよりはよきかな――私も編物ばかりに現を抜かすわけにもいかんですな。

 Oさんと二人で、Aさんから木目込みのひな人形の作り方を教わるFさんを尊敬の眼で見ていた頃が懐かしい。「いつ頃こんな風に織れるようになるとやろー」と嘆息しきりでしたが、八年目に入ってもいまだに織れないって、どんな罠なんだか。

※昨日からとにかく肩と背中が凝ってしおしおのぱー。ごくごく軽いとはいえ吐き気が続いてどうしようもないので、明日は一日イス軸とストレッチと自律訓練法にいそしみます。メインはイス軸法。これまでたまにしかやっていなかったので、続けてやってコツをつかみたい。

※基礎織の時から周りの人がどう織っているのかをつぶさに観察して回る人はたいがい辞めないというのが、経験則から言える鹿島錦あるあるの筆頭。

初期だとぅ

 荒れ狂うネットの海に我から漕ぎ出して拾ってまいりました。波に翻弄されたよわしは。果たしていわゆる「組錦」が産声を上げた家定公の頃を江戸時代の初期と表現していいものか。しかも工夫したのは「佐賀藩家中の武士」ときたもんだ。織之助に謝れ。助太刀いたすと表明して後ろから寝首をかくような真似をされるのは困るでござると愚痴りつつも、資料にするために保存。なお付属の商品に関しては、きちんと手織りの佐賀錦が使われたものでした。どこかで誰かが勘違いして文章を書いたに一票。

 それにしても「佐賀錦こそ日本の最も優れた手芸品」なんて言っている人、私はこれまで見たことも聞いたこともないんですけど、いいんですか、それで。他の手芸をやっている人に失礼じゃあんめえか。

※今日吐き気と格闘しながら確認した限りでは、オークションに出品されている五千点あまりの佐賀錦商品のうち、いわゆる本物の佐賀錦は六点だけでした。本当はもっと出品されているんだけど、確認する気になれないほど大量なのであきらめた次第。もっともごく一部が博多織で、その他は西陣織なので、いずれも品質が悪いわけではないんですけどね。本来の佐賀錦でも鹿島錦でもないというだけの話。

※めくるめく温灸の世界に旅立ちたいお年頃。

おぐらさんの新流儀

 これまでは空腹時に道や駐車場で遭遇した時だけ「カリカリをくれよう」とお腹を撫でさせてくれた手術済み地域猫のおぐらさん。我が家の敷地内で確実に食事を出してもらえるととわかっている時は「そんなことよりまずカリカリ」と食事に熱中なさっていたわけですが、今日はなんと「そうか。ただ飯はあかんかったか」と、食直前にも関わらずゴロンと横になって「体で払いますぅ」とお腹を撫でさせてくださいました。

 お利口。

 急いでいたので画像はなし。

 それにしてもいつまでうちでご飯を食べてくれるんでしょうね。突然いなくなったりしたら悲しみのズンドコ。

眩暈がすごい

 夕方以降やたらと世界がぐらぐらしております。なんぞあったんかわし。

 まあいつものことというか、母も眩暈が多いので、多分何かしらの遺伝なんでしょうね。車の運転中でなくて良かったと思うようにいたします。

 さて、日課に関してですが、踏み台昇降のお供にしていた世界まんが昔話、どうにも再生不良が多くてイライラして撤退しました。PCにダウンロードしているはずなのに再生できないって何。毎回二話続けて視聴する時の二話目がダメ。ダメダメダメ。アプリを一回閉じないと延々と画面にぐるぐるが出てくるだけで再生できません。地味に面倒。仕方ないので視聴をあきらめて、夏目友人帳の最新話観たさに登録したdアニメストアのラインナップの一つである蟲師に変更。何を血迷ったのか、一話目の後に最終話を観てしまったりしておりますが、再生には問題ないので心身ともにすっきりさん。劇中に出てくるワタリのモデルがサンカだと知ってひどく納得したりもしております。

 実写ドラマはスタトレシリーズ以外ほとんど観ていないに等しい状況が長く続いておりますけど、先ほど唐突にPrimeアプリに薦められたツイン・ピークスも、実は途中までしか観ていないんですよ。一体全体ローラ・パーマー殺したん誰やのん。最終話までたどり着く前に昔契約していたケーブルテレビの改変で観られなくなったせいで、私の中では長らくおっちゃんが急に踊り出すシーンで終わったことになっております。いつか補完せねば。主演のカイル・マクラクランはデスパ妻のイメージの方が強かったりします。

 踊りつながりで、ツイン・ピークスとは全然関係ない動画を貼り付けてみる。

※年末までの目標として、イス軸法&数分間の自律訓練法200セットを掲げることにしました。出来るといいな出来るかなの精神で。わしの体よ楽になれ。 別のに変えた。

※十二国記の登場人物なら、化けの皮の剥がれた後の斡由(あつゆ)ですよね、今をときめく例の人。父親の元魁によると「斡由に失敗はないというが、あいつは自分に失敗があったとしても絶対に非を認めようとせず、逆らうものがあれば更夜に命じて殺す」だってさ。さて、誰だ。さすがに直接殺めるまではしないにしても。

無事検品通過

 昼休みに納品&検品のために、亀軍団をエイブルまで運んで参りました。とりあえず提出した16個全部クリア。あやしいのをあらかじめ外しておいてよかった。教室で地場産品の証紙も不足分を調達できましたので、今回のノルマに関しては、無事提出終了と相成りました。ただ、鹿島市の方でも検品があるはずなので、そちらではねられる恐れはあります。はねられたらどうすんべ。

 エイブルに出かける前に、ipodtouchや中古デジカメに使うネックストラップをメルヘンアートのレフ素材入りのアウトドアコードで結ぼうと思ってAmazonを覗いたんですが、哀しいことに一時的に在庫切れ。辛い。それにしても安くなりましたね。今は色違い三本セットで900円しないんですよ。昔はもっと高かったのに。需要がないんか、もしかして。え、ないんか。

 レビューを確認したところ、キャンプ用には弱いと嘆いている人がいましたが、メルヘンアートのアウトドアコードはあくまでも「アウトドア風コード」であって、「アウトドア用コード」ではないので、それは仕方ないかなあ。素材がポリエステルですし、太さ由来でそこそこの強度は確保されているにしても、基本的にマクラメ用という認識でしたよ、私は。ガチガチのキャンプ用より結びやすいし。割り切って遊びに使うが吉。

※どこのご家庭にも必ずある、一ヵ所目を拾い間違えているのに後から気づいて慌てて納品用の亀軍団から取り除いた、鹿島錦のキーホルダーを再利用したヤーンガイドは、無事完成。ちなみにリング土台を接着剤で貼っただけ。

 毛糸を通すとこんな感じ。構造上、糸始めで通さないと悲しみのズンドコ。まったくもってちょうどいい位置にカンがあるもんでよう。せめて編物だけでもはかどってくれんとわしは辛いよ。実際に使った感想ですが、数段編んだら慣れてすごく楽になりました。スピードも上がって万々歳。最初は感覚の違いに戸惑いましたけど、まあいけそう。ただ、極太糸ということもあるんでしょうが、市販のヤーンガイドより糸が指にすれる感じがするので、気になる人は指先をサージカルテープやバンドエイドで保護した方がいいかも。位置の微調整は必要。私の場合は指の横側にもってきた方がやりやすかった。

これが本当の亀会議。