召しませおやつな先日のおぐらさん。

スウェーデン織りの影響か、はたまた編物ブームのおかげか、もしくは刺し子界隈の賑わいか、天下のピンタレさんに綾織の図案が次々にアップロードされている模様。もちろんそのまま鹿島錦に流用するのは難しく、場合によっては隠し糸を入れる必要が出てくるわけですけど、眺めるだけでも楽しいもんよ、綾織の図案は。
ところで、日英大博覧会の授賞者名簿、いくら探してもこれまで絹織物の部に相良好子刀自の名を見つけられずにいたのですが、雑工業の部にありました。今回はちゃんと角度の修正をしましたよ。検索で見つけられなかったのはスペースを入れた縦書きだからか……。

『日英博覧会授賞人名録』,農商務省日英博覧会事務局,明43.9. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/780079 (参照 2025-01-29)より
次回のあけぼの寄席は3月18日開催。橘家圓太郎師匠の会だそうです。ちなみに開口一番は同じ先代柳朝一門の春風貫いちさん。先日、魔境の三味線王子様こと馬吉さんや、扇辰師匠の三番弟子の扇兆さん、それから志ん陽師匠のお弟子さんの陽々さんと一緒に二つ目に昇進された、圓太郎師匠の従弟弟子になる一之輔師匠の四番目のお弟子さん。夜の部しかないのが運転ドヘタ族の私には不安でしかないですが、まあ、いざとなれば電車やバスで行けばいいので、とりあえず予約をしておこう。そんなことより、わしはあけぼの寄席は年に一度しかないもんだと壮大な勘違いをしておったよ(◞‸◟)
今度も椅子席を予約――と思ったら、全席自由席でした。辛い。なお今回はお弁当はスルー。前回一人で行った時、知らない人と相席になって、黙食せざるを得んかったんよ。
※ン年ぶりにSUZUKIのソプラノシングルハーモニカを引っ張りだしました。ソプラノなのにやたらとデカくて重く――多分鈍器としても使える――すべての音を吹いて出すという、ハーモニカにあるまじき構造の異形のお子なわけですが、吹いていると楽しくて、やはりわしは生粋の笛っ子よのうと再確認した次第。多分筋トレにもなるよ。Amazonで同シリーズのアルト音域の物を見かけたので、後で買おう。それにしてもソプラノとアルトのサイズがまるきり一緒とは思わなんだ。もちろんクロマチックハーモニカの方が小さくて軽い上に音域は広いんですが、私には使いこなせそうにないため、昔買った後ろくすっぽ練習もせず封印中。全部吹きこむ方がいいよう。吸いたくないよう。
防水ポンチョを編めんもんじゃろか。そんなことを朝から考えています。スマホをポケットに入れているのに気づかず「どこに置いたん?」と探し回った挙句に。
それにつけても、SNS等の情報を濾過することなく鵜呑みにする人たちって、周りにパーソナリティ障碍の人がいなかったりするんでしょうかね。いいなあ。私は自己愛と演技性両方の特徴を併せ持つ、自分が目立つためならどんな嘘でも平然とつく人間にさんざん心身ともに苦しめられてきたので、にわかに他人の言動を受け入れたりはしないんだわ。断っときますが親ではなくて別の身内。父は自分のテリトリーを片付けられないのとあらゆる締切りが守れないのと物事の優先順位が付けられないだけで、母はただの天然さん。基本的にいすれも無害――というか、取り立てて騒ぐほどの実害はなし。だいたい想定内の事しかしない。
そこそこ人生経験を積んできた今、確信をもって言えるのは
ってことてはないかな。自戒をこめて。
※ピケ編み街道まっしぐらということで、インナーセーターの準備を開始。並太なら身頃100目になるように組み合わせて編めば大丈夫そう。
※自律訓練法はしばらく一日一回を目標にして、ストレッチのカウントを開始。一応毎日何かしらやってはいましたけど、寒かったこともあり、最近はダラダラしすぎだったので反省。
今日ダイソーでひのきの板を調達したんですけど、一部が微妙に歪んどる。辛い。木工の経験ははるか昔の美術や技術の時間でやった分のみというわしに、果たして処理できるんかと不安でいっぱい胸いっぱい。
そんなこんなで、織り台作りは一進一退なのに、編み物は順調で、本日無事 腹巻 ボディウォーマー完成。これで2月の厳寒期を乗り切れる。厳寒っつっても佐賀県南部ですので、まあたかが知れてはおりますが。
さて次は何を編みまひょといったところなのですけど、次からは襟などはかぎ針編みを加えたいかな。
ただ、月末に公的機関に提出する書類を早く仕上げないと、ただでさえ抱えている睡眠負債が取り返しがつかないほど大きくなりそうなので、しばらく仕事モードに入ります。
早く書類を仕上げて、2月の初心者教室には、せめて一度だけでも参加せねば。それまでに今の銀を織り終えないとね。
仮組みをしていて気付きました。紙製の台、角の部分の強度が足りない。小池木工所さんの織り台を参考にし、互い違いに組み合わせるようにカットして差し込んでみたわけですが、多分これ、カルトナージュの原則ガン無視のはず。木材とは違って、下手な細工をせずにフラットにして接着し、水張りテープで補強する方がええんやろか。
それと、別にまるごと同じ素材にすることにこだわらなくてもいいのではという気もしてきました。木材の方がいいパーツは木材で、紙の方がいいパーツは紙で、焼き物の方がいいパーツはオーブン粘土か陶土で作った方がよさそう。せっかくいろいろ道具もあるしねえ。ただ、誰でも気軽にというコンセプトからはずれますので、出来るだけ100均で揃えられる材料に限定したい。ちなみにお手軽陶芸のためのオーブン粘土は、嬉野のダイソーにはありますが、湯江や鹿島にはないんだわ。私の場合は電気炉を持っているので普通の陶土でももちろん焼けるにしても、そうそう自前の電気炉をお持ちのご家庭はないしよう。
最終目標は折りたたみ式の携帯織り台を作ることなので、今回の経験を踏まえて先に進もうかと思案。いろいろデジコレで昭和の手作り工作系資料を見つけては保存しているところです。織り機の本も、国会図書館に利用登録さえしておけば、まるごとダウンロードできますよ。