いくらでも食べたらあかんけれど

 楽して作れるならいろんな食べ物を作ってみたいお年頃。カロリーや糖質的な不安がまだまだぬぐえないため、たまのご褒美ということで、レシピメモ。もちろん作るときは炒りぬかを入れますよ。チョコレートバージョンもいいよね。

 26歳の時に、2カ月で23kg減量したことがあるんですけど、壮絶すぎて何をどうやって痩せたか記憶があいまい。とにかく食べずに過ごしたので、後遺症とリバウンドで人生を相当無駄にしました。今は健康第一でやっております。体壊してまでやるのは本末転倒。

今日は割りといい感じ

 驚くなかれ、血糖値スパイクも朝昼ともに起きませんでした。厳密に測定すれば起きているかもしれないけど、リブレのセンサー上はそこまで高くはならず、正常範囲内です。頂き物のおやつ(ラングドシャ系)をちょっと食べたせいか、夕食時に正常範囲より若干上がりましたが、犬の散歩中にすぐ正常範囲内に下がりましたのでOKということで。

 乱高下はしているにしても、炒りぬか入り納豆と炒りぬか入りヨーグルトを食べてから食事をすると、血糖値スパイクが起きづらいことも判明。朝の場合は、おかゆや雑炊を食べるより、6枚切のパン一枚をチーズトーストにした方が、その後の血糖値が安定するような。継続しても同じ結果になるのかどうか確認してみます。

 炒りぬかは何といってもただですし、うちの米は最低限の消毒しかしていないので、問題なく続けられそう。実は地区のライスセンターが受け入れてくれないんですよ、規定の方法で消毒をした米でないと。米ぬかの栄養表を見てみると、含有成分がえらいことになっているんですが、もしかしたら毎日食後に飲んでいるビール酵母も要らないかも?

 玄米もモチ米と一緒に鍋で炊くと美味しいと言いますけど、面倒ですよね。それにモチ米はモチか甘酒で食べたいですもん。おこわやおはぎも可。米ぬかはどうも脳にもいいらしい。十年以上前から炒りぬかの存在を知っていたということで、健康オタクの面目躍如なのです。

※ラングドシャはフランス語で「猫の舌」という意味だとか。興味深い。昔家にあったお菓子の本に作り方が載っていたっけ。小学三年くらいから、クッキーとかコーヒーエッグノックとかクレープとか、いろいろ作っていました。母が本を買っただけで、実際にはなかなか作ってくれなかったので、業を煮やして。昔「ランドグシャ」と勘違いして覚えていたなんてここだけの話。どんな愚者。

※皆で聴こうよ、ラ・カンパネラ。

あぐりがないならあばりを買えばいいじゃない

 しかも漁業用の――ということで、マリー・アントワネットさながらに呟きつつ検索。40cmの長尺網針なる物を無事発見いたしました。注文確定寸前までいったのですけど、自分で作れるようになりたいなと考えなおして断念。40cmなら帯台にも使える?

 鹿島錦保存会御用達の小池木工所さんだと、織り台は注文できてもヘラやあぐりは注文できないんですよね。自分で作るとして、必要な材料は何かと考えたら、竹以外さっぱりわからん。多分刃物的な何かとドリル的な何かとやすり的な何かと柿渋的な何か。木工とか竹工は未知の領域。

※波型シャトルを大ベラの代わりに使ったらどうなるんだろう。どんな錦になるかは不明ですが、怒られること請け合い。


緻密やなくてもえやないの

「もしかしてこれ一生続けないといけない?」と、顕著なQOLの低下にしたたか途方に暮れるほどダイエットに励んでいるなか、少しでも人生を豊かにしたいと、家にある織り機で適当にさをり織り風の織物を試してみたくなりました。今はちょっと錦を織らないといけないので出来ませんけど、時間に余裕が出来ればいずれは。絵織亜を買ったばかりの頃に一度毛糸の織物を試したとき、鹿島錦でもしこたま悩まされたのと同様、どんどん織り幅が縮んで収拾がつかなくなったんですよ。それで途中で切り上げて放置した。でも今なら多分普通に織れると思う。紙と糸という織りづらい素材で普段織っているわけですからね。大リーグボール養成ギブスみたいなものなのです。

 編物をしていると必ず出てくる数センチから数十センチ単位の残り糸も、織りの途中で放り込めばきっと隠し味になるはず。「うまく織ろう」「いい物を織ろう」という作為とは無縁のところで、何も考えずに織るって、きっと相当楽しいだろうなあと。

 緻密に織るのは(まだ織れませんが)鹿島錦だけでよし。

 排除ではなく受容が基本のさをり織り。諫早にも工房があります。こちらは福井の方。

 ほら楽しそう。

ぷしゅーっ

 途中入る「ぷしゅーっ」音が、あたかも楽器が息をしているような。コンサーティーナは中古で買ったものを一台(一琴?)持っていますけど、イングリッシュコンサーティーナなので、楽器を固定するベルトが親指にかかるだけなんですよ。練習しようとしてもすぐ痛くなって、全然上達しない。手の甲にベルトを掛けるアングロ式は、痛くなりづらそうだけど、押したときと引いた時で同じボタンでも違う音が出るし、わけわからん。

 勉強しないといけないことが多すぎます。

 

不要品回収の話

 藤津地区を明日廃品回収業者さんが巡回されるとのこと。うちにも要らない物――ほとんど父のもの――が山ほどあるんですけど、処分しようとするとぷんすかするので手を付けられず。私は中古で買ってすぐ壊れたヒューレットパッカードのPCを出す予定。リサイクルマークがついていないのでどうしたもんかと困っていたんですよ。持って行ってくれるといいな。

 母は母で「編み機ば出そうかなー」とかいうておりまして。普段なら生返事で聴き流すんですが、「ああ、編み機ねえ。場所とるもんね――ん? 編み機?」と、脳に直接引っ掛かるワードに驚愕。

 編み機が家にあるなら教えんかい(´・ω・`) わしゃない思て六万近く出して買うたがな。

 購入当時20万くらいしたそうな。小娘当時に買うたと言うとりましたよ。天下のブラザー製。本人によるとシンプルなタイプらしいです。若い頃買った高い物なので、処分しづらいんでしょうね。大掃除のついでに探してみるか。そういえば、昔はほとんどの家庭にあったみたいですね、編み機。何で編まなくなったのかと訊いたら「今は買った方が安いから」と即答。ふう。

※今回の業者さんとは違う、太良町と契約したPC回収業者が、初回限り無料でどんなPCでも引き取ってくれるらしいのですが、梱包して送るが面倒でよう。かなり重いんですよ、今回出すヒューレットパッカードのモニタ一体型のデスクトップって。事業開始の頃からしばらく使っていた、これまた一体型のPCが残り四台ありますが、こちらは安心安全リサイクルマーク付きなので、メーカーに連絡して一台ずつ処分していきます。

※子どもの頃編み機のCMを見て、欲しくて欲しくてたまらなかったのですけど、思えばあの当時から自分で何かを作れる人間になりたいと渇望していたのでした。この間鹿島図書館で無料配布されていた除籍本の中に、編み機の本があったんですよ。パンチカードの模様の本。遠慮なんかしないでもらっておけばよかった。

そろそろ年の瀬どすえ

「どすえ」と語尾に付ける京都人などいないとあれほど( ゚Д゚)――と、左京区に住んでいた頃の記憶をたよりにジャブ代わりのセルフ突っ込みをしながら、散髪とマイナンバー申請のための証明写真撮影、それから眼科受診に行ってまいりました。証明写真を撮影するたびに思うのですが、年々たれ目がひどくなっているような気がする。

 なお、今年はもう病院受診はないので安心。年末も近いのでいい加減大掃除の準備もしないといけない。洗車は機械で済ませる派です。寒い中手洗いなんてしてらんねえ。最近自宅で洗ってワックスまで掛ける人って少なくなりましたよね。

 そういえば眼科受診の後、鹿島の積文館前の自動撮影ブースで証明写真を撮っている時、どうせ誰も使わないしと撮り直しなどしてのんびり操作して印刷したんですけど、なんと外の車で一人待っている女子が。辛い。絶対待ち時間が長いとかSNSで悪口書かれとる。太良のエレナで撮れば良かった。

 反省どすえ。ドスでどすっと刺すどすえ。

※久布白家から並木家に養子に行った鹿島錦創案の立役者の一人、並木多仲。並木家は下河辺家と同じく、鹿島鍋島藩付の医師の家系らしいです。今日行ったのは下河辺眼科やで。ピオの近くの眼科医は怒るので有名なので怖くて行けない。

木曜日までに織るべし織るべし

 私にとって今年最後の鹿島錦教室になる15日までに、経紙の端が台の表に出るまで織る予定。今回会の規定のものより短い経紙で、単色、しかも糸を掛けていますから、本当なら一月以内に織りあげるのが理想なのですが、いかんせん誘惑が多すぎて……。←詭弁

 途中まで織っての感想ですが、良い点は「経紙の端がたわまなくなってきた」。これまではたわみがひどくなってくると織りづらいため、定期的にピンセットで引っ張り出して折り曲げて貼り付けて調整していましたが、今回はまったく必要なし。以前より押さえ方が巧くなったのかも。

 改善すべき点は、経紙の乱れですね、やはり。縮みに関しては、桝系なので、そこまで目立ちません。縮んでいないわけではないにしても、まあ、十年織って一人前のこの世界、まだまだ初心者教室所属ですから許容範囲。反面、鹿子の部分にうっすら経(たて)の隙間が見えて見苦しい。「織り出しである程度縮めてその後まっすぐ織るのが一番綺麗」って、多分こうならないようにということなんでしょう。

 ネットで調達した年代物の経紙が届いたら、平織りの裏地用と、綾織りの表地用に仕分けをして、練習あるのみ。毎回こんなこと書いていますが気にしない気にしない。織る織る詐欺とかなじらない。

ちと方向転換

 リブレを装着してから、毎食後と入浴前にそれぞれ10分間の踏み台昇降をやっていましたが、入浴前は別として、食後に関しては、やはり運動中じんわり汗ばむのが気になります。本格的に汗をかくまえに休憩を入れているせいで、着替えようかな? 着替えなくてもいいかな? と悩むくらいの微妙なじんわり加減に翻弄される日々。私は本当に代謝が悪くて、汗をかくとてきめんに体が冷えてすぐ風邪を引いてしまうので、JR九州ウォーキングも、秋編後半や早春編では歩くたびに体調を崩していました。したがって、羹に懲りてなますを吹かざるを得ずんば虎児を得ずを合言葉に、踏み台昇降に関しても、汗をかいても問題がない入浴前にまとめてやることにします。基礎代謝アップにはまず筋肉ということで、買った後何年も放置していた10kgのウェイトベストを着て、腰を痛めないように、この間かかりつけ医のところで保険適用してもらって購入したサポーターをあらかじめ装着しておけば、あるいは春までに少しは幸せになれるかもしれない。落語一本分だから、20分から40分くらいですかね。さん喬師匠の場合はたいがい長め。「雪の瀬川」とか聴きたいなあ。

「肝つぶし」は初めて聴く。

 身長は高校の頃から170cmで変化がないのに、生来の運動嫌いのせいか、体重は十代の頃の54kgから20kg弱増加しているんですよね。うちにある家庭用電気炉とほぼ同じ。そう考えるとびびる。しかもほとんどが内臓脂肪。経験上、70kgを切ったら一気に検査の数値が落ち着くため、まずそれを目標にします。先日の検査では、膵臓の機能は別に弱っていないとのことで、多分内臓脂肪のせいで抗インシュリン耐性が亢進しているに相違ない。

 大先生から冗談交じりに「あなた、鹿島錦で人間国宝目指しなさいよ」と言われたわけですので、出来るだけ長く錦を織るためのコンディション作りに励むのです。

※人間国宝に関しては「目指すだけなら誰でも出来る」という落としどころがあるので安心。桃月庵白酒師匠もしょっちゅう口にしていらっしゃいます。

※最近はまっている福袋開封動画。フェリシモよ……。

ゴミ出しも歩いて

 JR九州ウォーキングの時ほどではないにしても、今日は結構歩きました。フリースタイルリブレ生活も数日経過。昼夜はそこそこ変動が安定してきましたが、朝の血糖値スパイクが落ち着かないのがなんとも。おかゆを食べて一気に260近くまで跳ね上がる(しかも服薬した上で)なら、普通に食べたらどんだけ行くか。Youtubeで内科医の方の実験を拝見した限りでは、おにぎり一個と二個を食べた時では、後者の方が高い血糖値が持続したとのこと。恐ろしや。栄養のことも考えないといけないお年頃だし、かといって塩分を取りすぎても怒られるし、腎臓って血圧が上がっても血糖値が上がっても傷んでしまうので、結構面倒なんですよ。飲める薬も限られる。今はまだカリウム制限まではしなくていいのがせめてもの救い。この間医療センターの医師から「50過ぎるとただでさえいろいろと病気が出てくるので、今のうちに――」なんて脅されたし、本当恐怖のズンドコ。

 それにしても自家用車って心底ありがたい。歩いてスーパーに行ったりゴミ出しに行ったりして感じたんですが、加齢で運転できなくなったら、自転車にでも乗らない限り、日常生活がかなり大変そう。幸いセブンやファミマが結構近くにあるので、遠出が無理になっても、そこまで歩ければたいていのことは事足りるわけですけど、暑かったり寒かったり雨が降ったり風が吹いたりしたら、玄関を出るだけでも大変。町内を運転中、シルバーカーを押したり杖でゆっくり歩く高齢者をよく見かけます。心の中で「無理しない程度にがんばれー」と励ますこともあれば、知り合いや親せきなら声を掛けて車に乗せたりもしますけど、機能や行動意欲の低下を招かないような配慮も必要だから、いつでも乗せるというわけにもいかない。私も高齢者の側になったら、よほどしんどい場合を除き、安易に乗せてもらわないようにしないといけません。

 今ですら後ろ、前、はす向かいと、三軒の空家に囲まれている我が家。両親が亡くなり、一人暮らしを始める頃には、今以上に寂れること請け合いなので、出来るだけ体力を維持する努力をせねばと痛感した次第です。

※空き家と言っても、うち二軒は管理のために時折人が来ます。遠方から教授さんもいらしたり。うちの地区ってなんかおかしくて、大学進学した人の中で半分が東大なんですよ。十軒程度しか家がないのに、そのうち四軒国際結婚経験済。不思議すぎ。

※コロナ前、木曜教室で一緒にお弁当を食べていた時、大先生がぽつりと「会員の顔ぶれが変わってしもたねえ」とつぶやかれたのが、今でも忘れられません。そんな先生が、今は教室にはおいでにならない。切ないです。ところで織り手としてのピークっていつ頃になるんでしょうね。技術面、心理面、身体面と、複数の要素を放物線にして、それぞれが交差する時期を想定し、何か大物を作りたいです。やはり帯とかになるのかな。男帯は帯台でなくても織れるでしょうし、女帯より気楽かも。やはりもっと若い頃から始めておくべきだったと後悔しきり。

※デジカメのストラップを作るためのパラコードは、ブルーの反射材入りをチョイス。安全のためです。