ドキのムネムネが最高潮

 果たして今年も某マニアックコンクールの予選を無事に通過できるのでしょうか。

 心を落ち着かせんと、次に織る予定の図案と格闘。台に立てたのが古いマット系の銀ということもあり、糸下が多い目の方がいいんでない? という運びで、糸を掛けて花七宝を織ることにしたんですが、ちょっと面白みに欠ける。少し手を加えて、桝と補強のためのドットを入れ込んでみました。桝の部分だけ色を変えて、一部二色で織る予定。

 35割と中糸の組み合わせのため、結構紋様がつぶれるかもしれない。

 統一感を出すために、花の方にもドットを入れてみた。どっちがいいかなあ。七宝系は、絶対自分では拾いたくない。

 今回は織りませんけど、こういうのもありかも。隠し糸要る系?

事務連絡&近況報告2022/7/24

鹿島錦教室は、7月に続いて8月もすべて休みとのことです。うちの町内でも保育園や高齢者施設でクラスターが発生しております。皆さまも感染にはくれぐれもお気をつけて。

※自力で拾って70段ほど織った後、経紙の乱れが気になっていったん全部ほどいて、その後十八段の糸掛けを敢行。掛けている途中で面倒くさくなって(おい)「ここまでで掛けるのをやめたらどんな文様になるんだろう」と試してみたところ、新しい図案が。ちょっと面白くないですか? ただ、このまま織ると花の部分の中心線が十一段糸下となり、かなり織り上りが不安定になるはずなので、隠し糸を入れるか、あるいは間を埋めた図案にして織ろうかな。桝の部分だけ取り出してもよさそうです。どうでもいいですが、そもそもの文様の正式名称は、「花菱鹿子蜀江」でいいんですかね。会の図案集にはそう書いてありましたが、花はあっても花菱要素が欠片もない気がする。まあ、花はおそらく花菱からの派生ではあるんでしょうけど、区切りとしては花/菱/鹿子/蜀江ってこと?

※もともとは桝を織ってノルマ用に――と考えていたはずなのに、掛けた糸の数がえらいことになっとる。でもまあ、今はこれでもいいかなあと自己肯定。もっと鹿島錦に時間を割けるようになったら、全段拾って一枚を同じ模様で織ってみたい。自分が機械になったみたいに思われて、糸掛けをした方が楽しく織れるということはさすがにないんですが、忙しい時はついつい「こんなに楽に織れるならもう拾いたくねえ」という心の声が漏れそうになります。いつも心にレギュラーパッド。多分、地道に拾うという作業を好きになれるかどうかが、織るのが好き族になれるかどうかの分水嶺なんだと思います。なお、A先生によると、糸下二目の桝の場合は、境界線が綺麗に出る上、掛ける糸も一本少なくていいらしい。

※新しいテーブルクロスを探していて、面白いデザイン発見。平組卍にも似て。

※花菱鹿子蜀江の鹿子(桝?)部分だけを取り出して調整し、新しい図案を二つゲット。下の方がシンプルで好きかな。上のは単色向き。

※7/24時点でこんな感じ。ボコボコ気味です。中糸なのである程度は仕方ないとはいえ、嗚呼。これを修正すると縮むんですよね。糸掛けが当初の予定より一週間ほど遅くなったのは、途中で材料(5mm角のヒノキの棒)が切れて、補充待ちだったため。実は先日通販でまとめ買いしたんですけど、町内のユートクにもありました。無念。

事務連絡@2022/6/22

 人形の田辺さんより、来年用の木目込み材料のカタログが届きました。WEBでも見られますが、明日教室に持参す予定ですので、よろしければ、ご覧ください。

【近況報告】

※自宅のリフォームはほぼ完了。後はレンジフードの取り付けと、一部水道の補修と、電気周りの取り付けだけです。シロアリがひどくて、予定よりかなりおおがかりな工事になってしまいました。はよ自宅で風呂に入りたい。工事開始以来、元気な方用の一人浴室がある大浦の事業所まで、えんやこらと出かけて入浴していた次第です。

 家族一同衝撃を受けた、シロアリにやられた柱。

 こんな感じで壊された旧い浴室が――

 生まれ変わったでー。手すりもばっちりんこ。車いすで介助出来るスペースも確保。

※リフォーム中の匂いが妙に懐かしいと感じて不思議だったのですが、昨夜膝を打ちまくりの正解にたどり着きました。あれ、美術室と同じ匂いです。香りとはとても言えない複雑なケミカル臭。画材と接着剤の溶剤が、多分同じなんだと思います。

※一昨日、夜中に、卵を抱えたアシダカグモさんに遭遇。びびった。

※友達に種をもらったストロベリーキャンドルと、こぼれ種の朝顔。朝顔は雨でちょっと傷。

※リフォームの準備やら片付けやらで全然織れていませんが、残り23cmくらいで、縮みは4mmほど。ミスの多さに目を瞑って、及第点ということにしておきます。私の場合は、平織りの目ではなく、次の目で押さえないと、乱れるみたいです。今回は裏から見ても大丈夫。

※田植え途中に、マンホールのデザインに既視感を覚えてパシャリ。これあれですね、馬蹄の縦棒の中心部を抜けばこうなるんでよね、多分。ちなみにマンホール、アメリカでは「メンテナンスホール」と言い換えが進んでいるそうな。性差別的なのだそうです。図案にする時、抜いたところに鹿子を入れたり出来るんだろうか。