ブラックフライデーもスルー

――する予定でしたが何でわし二台目のスマートスピーカー買うたんや。まあポイントを大盤振る舞いして実質0円でしたけど。とりあえず防音室に置いて、錦を織ったりマクラメをする時のBGM再生&タイマーおよびアラームとかにして使う予定。いちいち他の機器を手動操作するのが面倒なので。ちなみにセール価格は1,980円。ラベンダーのEcho Popでパステルん坊将軍的には大満足。

 さすがに自宅で一人でいる時は、機械に「アレクサ」と話しかけるのも、平気になりました。恥ずかしかったら多分北部九州弁であれだよを意味する「あれくさん」でも通じるよ。以前同様にセールで買ったEcho Show5は、年がら年中使い倒しております。体調が悪くて寝込んでいる時に音声だけで操作できるのは助かる。

今回はスルー

 正しい助詞を使うとしたら「今回もスルー」。懸案だった祐徳稲荷の授与所の件、結局志願者のみの奉納ということになったそうな。図案や色を自由に織れるのであれば参加したかもしれないけど、決められた図案を決められた色で織るのは、パステルカラーの暴れん坊こと私には土台無理んというわけで、華麗にスルー。

 奉納したい気持ちは充分にあるのですよ。ただ、技量が追い付かないため、とりあえずは気持ちだけということで。

 今さら掛けた糸を外すわけにもいかないので、とりあえずしばらく桝立枠を織ります。半分くらい織ったところで、ストラップ用に糸を掛け替えるのもいいかもしれない。

糸を一本外す

 掛ける目を間違えていた糸を一本外しました。まあ、全体のうち六段くらいだから、自分で拾います。目も単純ですし。

 実は昨日から織り始めたのですが、糸色が何か違うような気がして二度解きました。今夜から改めて。織り始めて七年目に入ったし、自分なりの錦を追求したいのであれば、もっと色で遊ばないといけないかも。他の人の意見なんて知ったこっちゃありません。木目込みだって、緑のクマがあってもいいし、真紅のうさぎがいてもよい。今回はパステル系の糸でグラデーションを入れていこう。

※干支にはほとんど興味がないにしても、まあ、一揃えは作っておきたいところ。一応土台に関しては、虎と兎を確保しています。あまびえちゃんは、いじれば酉だと言い張れなくはないかもしれない。くちばし効果なり。それにしてもつくづく思うのですが、別に辰年に申と子の木目込みを展示してもよくないですか? 縁起がいい組み合わせだし。寅・午・戌、巳・酉・丑、亥・卯・未も同様に。

※桝の立枠、前に白金砂子で織ったことがあるみたい。糸は今様色。それで図案集の中に入れていたのか。包みボタンにしたものは、今職場でマグネットとして余生を過ごしております。

今朝方痛みが再発

 ぐおおおおと呻かざるを得ないほど肩に痛みが走りましたが、薬は飲まずに済みました。それにしても何とかならんの、これ。

 さて、昨日は肩を痛めるようなことを何かやったかなと思い返してみると、仁鶴師匠の「人形買い」を聴きながら踏み台昇降をしている最中、いきおいよく腕を振ったなあと思いいたって、反省。やはり夜間痛が消失するまでは、痛みが出ない程度のごくごく軽い運動が適切か。

 懸案の糸掛け作業はあと一本。昨日は二本掛けた時点で右腕がだるくて断念。本当に織れるのかわしは。

なぜ……

 AIを使って夢の中で見たいものの画像を作っております。

 時々「違う、これじゃない」というのが出来て面白い。

※失くしたと思った包装針、机の隅でピンセットの陰に隠れていました。辛い。

ぎこぎこは、しますぅー

 昨日糸掛けをしていて、愛用していた包装針を紛失。防音室の中にあるのは確かなんですけど、落ちた拍子にどこかの隙間に入り込んでしまったようで、なかなか見つけられずにおります。仕方なく特殊針セットの中に入っていた別の針を使って目をすくったのですが、やたらと拾いにくかった。やはり先っちょは曲がっていてほしいお年頃。それと、何でしょうかね、おそらく慌てていたのだと思いますが、前に拾ったものとまったく同じ目を拾ってしまって、ひのきの棒を一本無駄にしてしまいました。針に関しては探すより買った方が早いとはいえ、欲しいのは糸掛けに必要な包装針だけなんだわ。ダイソーでも他の特殊針とセット販売のみだし。どうしたもんだか。しかも後で気づいたけど、一番最初に掛けた糸、一目すくい忘れている模様。糸下三目になるべきところが糸下一目・糸上一目・糸下一目になっていて、想定外にも真ん中一目がこんにちは。こちらは糸替えの目を拾うときに修正できるので掛け直したりはしません。それもよかろう。よろしかろう。

 無駄にした材料の代わりを準備しないといけないため、昼休みはひのきの角棒をぎこぎこします。

※結局Amazonポイントで新しい針を調達。辛い。ところで昨日ようやく、以前調達し裁断したまま数ヵ月放置していたマコー社の本をスキャン。次にスキャンする本を裁断しようと思って、裁断機に手をかけたはいいものの、右腕にまるで力が入らず断念しました。わしの肩はどうなってしまったんじゃ。とりあえず日薬で処置。

謎症状出没

 糸掛けに必要な分は拾い終えていたのですが、保険として普段ヘラで済ませている糸ではない平織りの目を拾おうと思って、織り台の前に座ったところ、何かが変。視界がぼやけてよく目が拾えない。ものは試しと以前100均で買った安価なシニアグラスを掛けたらはっきり見えて、外すと途端にぼやける。

 謎の症状に困惑しつつ、再度安価なシニアグラスを装着すると、またはっきり。外すとぼやける。

 何か深刻な病気なんでしょうか( ゚Д゚)

※ネタで書いているのに「それは老眼では……」と言ってくる人がいるから困りもの。わかっとるがな。今回はあらかじめ釘を刺しておきますよ。実は普段使いの眼鏡の上にクリップ式の拡大眼鏡を装着し、さらにその上に100均のシニアグラスを嵌めるのが一番よく見えるんですが、あれは世を忍ぶ仮の姿で教室では見せられない。

※その後次第に裸眼でもはっきりと見えだしたので一安心。ただ、やはりかなり目が疲れるかなあ。昨日は一日限定編物天国に引っ越しておりましたので、今日午後から一気に掛けます。掛ける前の目を元筮竹で確保していたため、ヘラを起こせんくてわざわざ拾ったという顛末でございました。午前中は買い物やで。昼のお惣菜も買うてくるで。

さてリベンジる

 一体全体どんな汁よと言われてもくじけずリベンジりますよ。リベンジるんだわしはよう。今日時間をかけてユニットを綴じていて気付いたんですが、私の場合綴じる作業も面倒くさく感じるんだわ。ただの巻き綴じであるにも関わらず。だからもう出来れば綴じずに済ませたい。綴じたにしてもネックウォーマー程度にしたい。

 それと、一本針を再開しようかと、スキャンしてPC内に保存しているくるくる編みのセーターの本に目を通していて、やはり作り方としては、一切綴じない、ケージも採らないと作り方が理想よのうと思い至りました。

 古書で調達した本によりますと、一応ストレッチ編みにもクルクル輪編みする手法がありますし、増し目減らし目もなんとなくわかるので、両方が上手になれば、もしかしたら魔法の一本針の手法を流用して、セーターが出来るかもしれない。とりあえず編んでみないとわからないにしても。

 今編んでいるロングスヌードが終わり次第、増し目の練習のために三角ストールを編み、鹿島錦の包みボタンで作ったヘアゴムで留めてロード・オブ・ザ・リングごっこに興じつつ、ピケか、あるいは一応編み方はわかる昇龍の輪編みで腹巻を作ってみることに。

 14日の話し合いの結果がまだわからないのが気になりますが、多分施工業者が持ち帰って検討といった感じの流れかな。とりあえず1mの単位で織るには1m20cmくらいの経紙が必要になり、かつ、そのサイズだと別途特注になるということだけは皆さん知ってほしいのこころ。西陣織が主要な用途である引箔のベーシックなサイズは70cm程度で、それ以上は特注なんだって。鹿島錦で使う1m程度の経紙は、帯締めを作れる長さということで規格を作ってもらったとうかがったことがあります。それとね、たかだか90cm前後の長さとは言え、すべて手作業で一枚織りあげるのに、簡単な模様を一色で織ってたとしても、普通月単位の時間がかかんだわ。鹿島錦は規約で無許諾の販売は出来ないにしても、佐賀錦の方など含め、織り手に何かを作ってもらいたいと考えている人は、一年から二年くらいは製作期間を確保した方が無難。「今月中に」とかわがままを言う人は、絹糸でしばって海中道路におはようからおやすみまで放置しますよ。だいたいバッグその他を作るために、ずっと同じ模様で最後まで乱れさせずに織るとしたら、かなりの技術と根気が必要になるので、それこそ生地だけでン十万以上は平気でします。細糸や極細糸を使った複雑で精緻なものだと100万単位。1平方cmあたりの単価は、もしかしたら一帖120万――以前の100万から値上がりしたらしいで――の鍋島段通以上かも。考えてみたらこの間の文化祭も、展示作品をすべて販売したら、総じて一千万はくだらないですしね。そりゃ展示室に毎晩鍵も掛けるわな。

※編めもしないのにアフガン編みの本を買ったのは、ストレッチ編みの親御さんだから。

※本当にどうでもよいことなんですけど、数字を入力する時、半角にするか全角にするか、はたまた漢数字を使うかいつも迷う。基本は変換任せです。だって面倒くさいんだもん。