結局

 温度が一定に保たれた防音室でしか吹かない上、そこまで長時間練習するわけでもないので、付箋を折り曲げてウィンドウェイに突っ込んで水分を吸い取るという荒業で解決することに。まとめて折りたたんでプラケースに入れてみた。600枚すべて使いきるまでオカリナに飽きずにいられる自信はまったくない。

 ところで、先日SC管二本以外は封印していたが、今日から晴れて

・ソフト息タイプ亜音ソフィアAC
・加水分解したラバー加工を拭い取ったZinのZini AC
・亜音L(旧モデル) SC
・ZinのダルレSC

の四本体制にすることに。やはりACがないと寂しかった。正直片づけてすまんかった。なお外に持ち出すのはACとSC一本ずつ、どれかを組み合わせてることにします。外と言っても車の中とかですが。

※織り台入れは土日で完成させられそう。クラフトバンドで作業してみて痛感しましたが、障子紙をリボン状にたたむか、くるくる棒にしてから作る方が、私はいいかな。作業場所がある程度広くないと難しいですね、クラフトバンドは。曲げた直後にはねて戻って目を「ばちこんっ」てやられた。いろいろ物を置いている防音室内だと作業がし辛い。

車用や眼鏡用とか塗りたくなくない?

 結露防止剤を塗ると、プラオカリナも結露せずに気持ちよく吹けるらしいですが、わざわざ買うのもよう。風の噂で聞いた(嘘。Google)リコーダー用は売れ切れたまま入荷せず。眼鏡とか車の曇り止めも使えるらしいけど、出来ればそういうものは笛系の楽器に使いたくない。根拠はないけどなんか嫌。よくよく調べてみると、結露防止には界面活性剤が入っていればいいらしく、水1リットルに洗剤50ccを溶かしたもので代用できるとのこと。

 多分作ったうちの0.99999999リットルくらいが無駄になるので、ごく微量の洗剤を溶かした水を、濃度を適当に作って塗ってみようかな。洗えば落ちる安心感よ。車も眼鏡も毎日使うわけだし、それぞれの曇り止めも安全基準には合致しているわけで、そういう意味ではそっちでもいいんでしょうが、どうもこう、精神衛生上よろしくない。

 窓に塗る分には数日はもつそうです。多分オカリナの場合はもっと早く効果が切れると思う。片付け物をする時にちょっとだけ小皿に垂らして試してみます。

※その後水200ccに対して大さじ1強という配合を発見。どっちなん。

※陶器製オカリナのウィンドウェイ内部の汚れに関しては、焼けばいいのでそこまで心配はせず。持っててよかった家庭用電気炉。

※その後面倒くさくなる。

好事魔多し

 順調に平織りをしていたのに、経紙が一本ぷちっと切れました。見た目を整えても、過去のダメージは消えないのかもしれない。正しい方法ではないのですけど、ごみ箱の中から織り台に立てる時に切れて捨てた分を拾って(嗚呼)継ぎ足しました。すべて途中で切れているため、会の正式な方法で継ぎ足すのには長さが足りなかった。

 問題はもう一つ。一枚全部平織りで織ってみたい気持ちはありますが、すでに半分飽きていたりもします。つまんない。同じ糸掛けによる速織りでも、綾織だと色替えをしたり、単色でも文様が徐々に出てくる楽しさがありますが、平織りの場合はある段階から苦行。私には他の織物は多分織れない気がする。かろうじてヂャンティ織りくらいか。

 それから、これは問題ではないにしても、今立てているのと同じ経紙が手持ちの中にはもうないため、何か綾織を入れてどんな感じになるのか試してみたい気持ちもあります。

 とりあえず明日修復した部分を越えるまで平織りを入れてから考えます。何か楽しく平織りを続ける方法とかないんですかねえ。とりあえず糸色を替えながら織ってみようか。

想定外のメリットが

 無事に昼休みのうちに糸掛け完了。作業の途中で、先日の引っ張り紙交換に伴う想定外のメリット発見。実は糸掛けの手順は人それぞれで、私の場合は糸を掛け終えた後に、木工用ボンドを粘着面に塗ったマステでカバーするため、これまで和紙の引っ張り紙にくっつかないようにと、結構気を遣っていたのですね。特に何本も掛ける場合など。

 しかーし、ポリエチレンベースの紙を引っ張り紙にしたことで、そういう気遣いが無用になりました。そもそも木工用ボンドはくっつかん。ボンドを塗ったマステを密着させるために、掛けた糸の上から押さえてしごく作業を引っ張り紙の上で行っても、何の問題もないなんて、楽。

ピンクに目覚めたわけではない

 もともと寒色系が好きなもので、服も持ち物もブルーが多い。鹿島錦もしかりで、普段は暖色系の糸は差し色程度にしか使いません。余り糸を積極的に消化したい場合は別。嗚呼それなのにそれなのに、淡いピンクのSF管を買うことになりました。オカリナの話。ピンクの色がどぎつかったら多分買わなかったですが、本当に淡くて愛らしい色合いだったもので。それと、ちょっとね、おおっぴらには書けない事情もあって。まあ、たまにはいいかな。

 たまに保存会内で糸の交換とか、退会された方や整理目的で処分希望の方の材料の格安即売があるのですが、そういう時に自分では買わないような色の糸を買っておくと、後日案外重宝します。

 鹿島錦保存会で購入する糸はコーンに巻いてあって、紙巻のおおよそ二倍の長さ。数をそろえて共同購入するため、個人で買うよりぐんとお得。ただ、一定の数を確保できない色は注文出来ないので、その点はネックかな。次の注文までにフレンチトリコロールの糸が確保できることを願いつつ。ダメなら越前屋だ。

※フレーム結びが出来るかどうか試すため、ソフト金の六掛を越前屋に注文。会員登録していたのを忘れて新規で登録しようとしたらエラー攻撃に見舞われたでござる。本当は本金の方がいいんですけどね。

なんだこの満足感

 まんぞく館のお弁当は結構好き。

 いや、吉田の話ではなくて、古経紙ですよ。処分されるのを待つばかりだった、癖がついてシワシワになった昭和の古経紙を買い取って、時間をかけて伸ばしていって、綺麗に整えるのに成功した時の満足感=達成感に、はまりそうです。いっそ織らずに済ませたいくらい。まあ四の五の言わずに織りますけどね。やっぱりヘアアイロン買おうかなあ。低温&片面での設定が出来るものでないとまずいかなと思ってこの間調べた限りでは「でも、お高いんでしょう?」ってな感じでした。一個買ったら一個おまけとかないかなあ。おまけだけもらって返品するのに。

 まあ、今のところは地道に手作業で大丈夫かな。合間にオカリナを吹いたり踏み台昇降をしたり、織り台入れの本体を作る下ごしらえをしたり出来るし。もみ紙風の皺に見えるものは、そういう加工みたいです。たまにわけわからんマチエールに遭遇するのが面白い。

 明日の昼に糸掛けをして、夜から平織り開始。貼り直したばかりの引っ張り紙もいい感じだし、何事も案ずるより産むがやすし、当たって砕けろ、犬も歩けば木から真珠の川流れなのです。

※「何かやったら1ポイント」でセルフポイントを貯めておりますが、本日104ポイントまで貯まりました。さすがに歯磨きは除外したでー。後896ポイントを貯めて、自分にご褒美を買います。いろんなことがはかどって楽しい。

曾祖母の祥月命日

 バレンタインデーに他界した曾祖母の祥月命日です。昨日が五十回忌の法要でした。親がお寺に行ってきたよ。

 昼休みにあれをやろうこれをやろうと構えていたのに、古経紙の整経だけで終わってしまった。今回は6本切れました。次回はもうちょっと慎重にほぐします。写真だと伝わらないでしょうけど、ピンクゴールドベースのレインボーです。もとの所有者の方が中心を取られていたのですが、思い切りずれていたので、マステで塞いで改めて目印の切れ込みを入れています。

 今のところ引っ張り紙に不具合は見られず一安心。この経紙はニトムズの強力タイプのポリエチレン対応両面テープで貼り付けています。強度も問題なさそうで安心しました。新しい経紙なら貼った瞬間から織る準備に入れるので、意外にいいかも。普通の和紙の引っ張り紙でも、強力タイプの両面テープなら充分使用に耐えるかもしれない。

 全体的な癖取りに若干時間がかかりそうですが、早ければ今夜には糸掛け決行。短めの紙なので、織りあがりも早いでしょう。

ユートクよりヨドバシの方がはるかに安かった( ゚Д゚)

リューターさんが日の目を見る日が来た

 何年前に買ったかすら定かではないハンディリューターが日の目を見る日がようやく来ました。リューターという名前すら思い出せず「回転 やすり」などという謎の言葉で検索したりもして。

 あれこれ悩んだ挙句、卵型マイオカリナの運指も確定。一般的なオカリナより肉厚に作ることで孔を小さくし、音域を広げることを目指します。出来るかどうかは不明ながら。土埃が舞う作業をしないといけないため、ベランダにガーデンテーブルを出して作業スペースを仮設しないと。成形は、面倒だから方は使わず手びねりで。一期一会の精神で作り続ければ、いずれは巧くなるでしょう。皿やマグカップも作りたいしよう。

 明日の昼休みの作業は

・引っ張り紙に経紙を貼る
・ガーデンテーブルをベランダに移動
・ベランダの拭き掃除をしてレジャーシートを敷く

 

自分用メモ

 織り台に引っ張り紙を貼りました。絶賛乾燥中。今回はでんぷん糊を使いましたが、四倍強いという話の障子紙、四倍くらい扱いづらい。もともと障子用ですしね。今洗濯ばさみさんにご降臨願って、棒に巻き付けた状態で固定して乾燥させているところです。次回も多分そうすると思う。

 ポリエチレンベースで木工用ボンドが使えないこともあり、鹿島錦の材料としての推奨はしません。普通にコシの強い和紙を買った方が早い。まあ、私が生きている間は日本から和紙がなくなることはないでしょうから、次からは普通の和紙でいいかも。

 それにしてもフエキ糊ってなんであんなにいい香りがするんだろうと思って調べたら、金木犀の香りだそうです。確かに。

オークションに織り台が出ています

 佐賀錦の織り台が今ヤフオクに出品されています。現時点で残り1日。リサイクルショップさんのようですね。期限が切れても佐賀市内のお店に問い合わせられそう。佐賀錦の中台=鹿島錦の小台と考えればいいです。佐賀錦には鹿島錦のものよりさらに小さい台があるため、基準が違うという程度の話。

佐賀錦 卓上織台 織り機 織機 織り台 木製 佐賀 錦 伝統工芸 (約39×31.6×高さ15cm~低い14cm) 手芸

 結構古いなあという印象ですが、まだ織れないことはなさそう。もっと小さい台なら入札していたかも。大工さんとかにカンナで削ってもらえば綺麗になるかなあ。根気があれば紙やすりでも。ただ、佐賀錦の台は巻軸止めが木製ですので、その点は注意を。多分丸い箸を削ればいける。

※画像を見た限りでは本体だけで、起こし板やヘラ、あぐりなどは付属していない模様。あと書き忘れていましたが、佐賀錦の台、高さは鹿島錦の台より高いです。起こし板も倍くらいある。

※アカウントに見覚えがあると思ったら、購入したことがある業者さんでした。