勢いあまって

 テディさんの足がもげてしまった。アンガーマネジメントの講習を受けたばかりの私は怒りも慌てもしませんよ。全然布が入らないなとイライラしていたところ(←アンガー( *´艸`))なので、取れてくれてかえって好都合。最後の布を張ってから本体に接着することにしました。

 真の木目込み上級者は、切り取ったり貼り直したり、新たに何か付け加えたりして、自由に土台を変化させて作るらしいですよ。木目込み教室にも通いたいなあ。もっと上手になりたい。

※先日の教室で「最初はもっと簡単かとから作るとよー」と言われたことに今さら納得。そういえば簡単バージョンの小さい毬も買っていたっけ。

木目込みに熱中しすぎて

 オカリナにもまったく手が伸びませんでした。目の前に置いているにも関わらず。やはり私は織るより仕立てる派なのだなと、改めて実感した次第。

 シロクマ改め黄色いベストを着たシロクマ系テディベアの製作も今が佳境。残すは靴の部分だけ。入れ終わってから全体を確認し、ほつれを整えつつごまかして、とどめとばかりに目を貼ります。作りながら気づいたり反省したりしたことまとめ。

  1. 土台の切り込みを信用してそのまま使うと痛い目を見る。本来ちりめんなどの薄手の布で仕立てる前提で切り込みを入れてあるため、鹿島錦で作る場合は布の厚みが干渉して入らない場合も少なくない。特に三辺以上が交差する場所や耳・鼻などはデザインナイフで切り込みを深く入れる。
  2. 要裏地処理。手慣れた人はすばやく作業できるので問題ないと思うが、私のような初心者の場合、布の位置を調整するだけでどんどんほつれがひどくなり、結果その部分が使えなくなってしまった。布が足りなくなった原因の一つ。あらかじめスポンジに少量のボンドを含ませて、表に響かないように注意しながら布の裏側をトントンと叩くようにして薄く広げて、ほつれ防止のための下処理を行ってから作業すること。
  3. 布を確保するために広い所や前面から入れていったため、細かい部分の作業が大変になった。手のかかる細かいところを先に入れた方が、仕上がりがすっきりするはず。

 今夜には完成までこぎつけるでしょうが、博物館での作品展に出すので、写真は載せません。

※単色織りのほつれ止めに関しては、スティック状の裁ほう上手が最強かもしれない。

ノルマの問題?

 某公的機関の情報入力がすべてオンライン化したとのこと。アカウントを取得する必要があったので、厚生労働省のサイトから直接取得してその旨伝えたところ「こちらで手続きするので――」という返事が速攻できました。

 ネットを始めて30年近く、「特に問題なくID登録できてそのまま先に進めそうだったのになんでじゃ」とぷんすかしながら、再取得のために新しいメアドを設定。

 多分――達成率の問題なんでしょう。

 知らんがなと叫びたいけどぢっと我慢の子。代わりにここで吐き出す。

さて、仕切り直し

 私の人生には仕切り直さないといけないことが山ほどあったりするなんて内緒。

 まず木目込みの件。楽しみながらやっています。「木目込み、一回は試してみたいけど、実用的じゃないし……」と及び腰だった過去の自分に、すべての小宇宙を注ぎ込んだホーロドニー・スメルチを食らわせたい。肩にかなり負担がかかるし、昨晩は力み過ぎて作業中に腕がつったりしましたが、初めてにしては順調かも。昨夜は延々やりました。ただ、素直に入ってくれない部分とかもあるので、そこが大変。先にナイフで削っておけばよかったと、後悔もしたりして。布も思った以上に必要で、全身白のシロクマバージョンで作る予定だったのを変更して、黄色いベストを着せることにしました。「こんな僕にもステキなベストを!!」と、土台のクマさんもワクをムネムネさせて大喜びです。←現実逃避

 それから、引っ張り紙の件。期待をこめて購入した多用途ボンド、ポリエチレンと紙だと接着力が弱くなる場合があるとのことで、実際思ったほどの強度は出ず。素材の相性が悪すぎました。仕方なくでんぷん糊を塗って剥離防止のための補強。乾くとバリバリになるかと不安でしたが、全然そんなことないですね。塗る前とほとんど変わらない。作業をしていて思いました。もしかしたら普通の障子紙にでんぷん糊かこんにゃく糊を吸わせて補強した方が早かったのではないかと。

 週末の作業ですが、先に木目込みを完成させてから着色銀を貼ります。今度はいろんな模様を織って印鑑入れを作りたいので、拾って織ります。

 まあ、引っ張り紙に関しては、次の貼り替えまで十年くらいあるので、その間に考えます。

※紛金の金糸が届いたので、撚り器で撚ってマクラメが出来るかも確認しないと。図書館の本も読まないと(◞‸◟)

※動画研修は残り一本。木目込みしながら視聴しましたごめんなさい。でも内容は完全に把握できましたよ。ちょくちょく手を休めては画面に見入りましたから。

手の込んだ手芸作品があったのですよ

 Aさんが持参していらした御親戚の方が制作された手芸作品。どうしたわけだか名前を憶えていないせいで――ヒント・加齢――検索のしようがないのですが、「ラミネートしてコースターとかにならんかなー」と訊かれて、調べてみました。

 布専用のラミネートフィルムを使えばあるいは――と最初考えたましたが、多分フラットな布でないと仕上がりが汚くなるかなあと考えなおし、いろいろ調べた結果、PVCフィルムで挟み、アイロンかヘアアイロンを使って作品の周りを囲むように張り合わせ、その後で不要な部分をカットするという方法が無難かなあと思いいたりました。一枚譲ってもらったので、次にお会いする時までに試さねば。塩化水素が発生しないように注意しながらやります。融点となる170度以下が理想みたい。市販の刺繍用アクリルコースターだと高いですからねえ。かさばるし、サイズの融通も利かない。

※ちなみにこちらを参考にしました。

※全然関係ないですが、これ、ペンダント風にして目薬入れにしてもいいかもしれない。花粉で目がかゆいもんでよう。

いろいろ買いたいなあ

 木目込みも突然生産中止になる商品とかありますからね。出来れば多めに買っておきたい。多分売れ行きとか石膏型の耐用回数の問題だと思いますが、買うといってもそこまで木目込みばかり作るわけにもいかないし、先立つものも必要だしいうことで、今から人形の田辺さんのセールに向けて厳選中。以下、買うかどうかははわからないながら、欲しいと思ったものの一部。

 微笑ましい貴族だったり。

 微笑ましい鶴亀だったり。

 微笑ましいお子桃だったり。

 画像はいずれも人形の田辺オンラインショップより。

 パンダは一個は買っておきたい。あとぶんぶく茶釜とか。

木目込み事始め

 昨日眠い目をこすりながら二十分程度ストレッチをした成果か、今朝は七時半前にすっきり目が覚めたわけですね。その後アレクサさんが遅ればせながらアラームを鳴らしやがったから「ふふ、アレクサ。今日はもう君は用済みなのだよ」と気取って停止したのが運の尽き。

 まさか二度寝して十時に目が覚めるなんてよう。

 朝食もそこそこ、慌てて準備をして教室に向かった次第。時間がない中(註・私のせい)木目込みを教えてくださった会計のAさんに深謝。

 午後の出勤前に家でちょっと続きをやりましたが、木目込み、思っていた以上に楽しい。慣れない作業で、曲面のところの模様があやしく歪んでも楽しい。

 楽しい。

※9日は糸の格安販売があります。コーン一巻(紙で二枚分)1,000円なり。ベテランの方が糸の整理をされたいとのことで、中糸の大放出だそうです。多分来月は搬入と展示の準備くらいしか行けないので、無理を言って今日持ってきてもらいました。慌てて教室に駆け込んだのはそれもあったからやでー。本当は基礎織の方が対象なんですけどね。なお暖色系の糸が多かったです。私もトリコロール用に赤を一巻調達。別に175番の糸の購入申請をしたので、それが届けばフレンチトリコロールで何か織ります。お願い誰か生成りも頼んで。

※今日は祭日だからか、参加者は少なめ。遅れたせいでAさん特製やまぶどうの甘酒を飲み損ねたでー。統計上50年に一人しか入会しないメンズ会員も二人目が無事入会。三人目の入会は、統計の通りであれば、西暦2119年頃です。機械の体でも手に入れない限りは、今の会員誰一人として生きちゃいねえ。私もてっきり94になるまで一人メンズ体制で待たねばならんのかと身構えていたもんで、喜ばしい限り。大先生がご存命なら、親しくされていた元会員さんの係累ということで、どれだけ喜ばれたでしょう。南無。

※祐徳博物館の展示品の搬入は3/21とのこと。現時点で時間帯は指定されていないらしいです。間に合え木目込み。

※鹿島錦に特化した機械の体は欲しいかも。

作るの逆

 なんということでしょう。よせばいいのに片づけたオカリナを出したり再度片づけたりしていて、ルバートのSCを落として割ってしまいました。オカリナを落とすなんて何年振りなんだか。

 プロのオカリナ奏者も落として割ることがあるらしいですけど、演奏時にではないんですよね。吹いている時は握り方にも気を配るから。そうではなくて、だいたいどこかに置く時とか、あるいは持ち上げようとして手が滑った時とか。いずれにしても落として割ったということには変わりはないのですが、せめてもの言い訳

 即接着剤でくっつけました。貫入――かんにゅう。表面のひび――のおかげで目立たない( *´艸`)なんて、喜んでいる場合ではない。

※今夜入浴時に体重を図ったところ、64kg台でした。喜びと悲しみの川柳を詠んでみよう。

「痩せたね」と
褒めてくれるは
医者ばかり

 もろもろのことが辛い。

オカリナ粘土は何がよかろ

 陶芸用を二台(うち一台は電熱線故障中)、七宝用を一台と、電気炉は都合三台所持しておりますので、直接陶土で作ってもいいんですけど、焼く前なら何度でも作りなおせますが、焼いたら素焼きであろうと最後ですからね。そもそも立体造形苦手族の私に作れるのかどうかという問題があり、焼かない粘土で試しに作ってみたいお年頃。普通は「まずオーブン粘土」なんでしょうけど、オーブン粘土で作るくらいなら陶土で作って焼いた方が早いもんでよう。

 いろいろ調べてみたところ、焼くまでは硬くならないポリマー粘土とか作りやすそう。ただオーブンでの加熱時に変形の可能性もあるらしい。特にラビュームあたりがあやしい。

 焼かない粘土で調べて「ひなたぼっこ」というものを見つけました。まあ存在は前から知っていましたが、詳細を調べたのは初めて。なんでも土と樹脂を混ぜたもので、乾燥させると植木鉢などにも使えるらしい。水がかかっても大丈夫。でもそのままで処理もせずに水に漬けっ放しにするのはご法度。これも乾燥時の変形が目立つらしいので、オカリナを作るとしたら、ラビューム&歌口と本体を別に作って、型に嵌めたままある程度形が定まるまで乾燥させ、乾燥後に接着剤でくっつけ、その後調律するという荒業を駆使すれば、幸せになれるかもしれない。プラオカ形式で。もっとも、そこまで手をかける必要があるなら、もしや――と考えたりもするのです。

 最初から陶土で作った方が早いのではないかと。

※あるいは、型で作った表面と裏面を貼り合わせるセラリーナなら、ひなたぼっこで手軽に作れるかも? 邪道な作り方にはなりそうですが。

※陶器未満の「土器」が理想なんでしょうけどね。土のキメさえ細かければ。本焼きキンキン系オカリナって、やはり磁器土が混ざったりしているんだろうか。陶芸に関しては要勉強。

またスマホ忘れた

 しかも充電コードに刺しっぱなしのまま。嗚呼。

 落語とストレッチの音源を組み合わせて二日目。四十分以上のストレッチも楽々、かつオーバーストレッチにならずに済んでいます。ただ、終わった後はしゃっきりすっきりんこなのですけど、起きた時妙にだるだる。以前はそんなことなかったのに。もしかしたら収納が出来る畳ユニットの上に置いたなんちゃってベッド仕様の敷布団がくたびれているのかなあということで、明日教室の後でナフコまで足を延ばして布団探索をしてまいります。

 ストレッチの長さはだいたい落語二本で四十数分。そもそもが一時間越えの「地獄八景亡者戯(じごくはっけいもうじゃのたわむれ)」などは華麗にスルー。四十曲くらいを一つのフォルダに放り込んで、長さを表示した状態でソートして、一番長いものと一番短いもの、二番目に長いものと二番目に短いもの……と順繰りに組み合わせていくと、だいたい平均的な長さになって幸せに。厳密に尺をそろえる必要性は皆無なので、まあ、適当に。

 曲の組み合わせが決まったら、無料の音声編集ソフトAudacityでボリューム等を調整しつつ合成し、一つのファイルとしてMP3で出力。lameを入れておかないとMP3出力できませんから注意。今時MP3? とか言われそうですね、いわゆるZ世代に。そんなもん、江戸時代から続く鹿島錦に比べたらまだまだ時代の最先端。しかも落語二本にストレッチの音源をかぶせた曲なんてAmazon Music Unlimiedにも悲しいことにねえんだわ。ちなみに昨日は二代目春団治師匠の「近日息子」と五代目圓楽師匠の「浜野矩随」という組み合わせ。後者は職人噺。

※阿武松を「おおのまつ」ではなく「あぶまつ」と脊髄反射で読んでしまう癖を何とかしたい。

※1000ポイント毎に自分にご褒美を買うというシステムのセルフポイント、ただいま175ポイント達成。ポイント毎に何をしたのかを記録しているため、自分の毎日の行動パターンが可視化できる上、物欲を原動力とすることでいろんなことがはかどって実に良い。ごほうびは何を買うかずっと思案していましたけど、二台目のスマートスピーカーにしようかな。今から複数のスマートスピーカーを連動させる使い方に慣れておけば、将来両親に介護が必要になった時に使い倒せるでしょうし。もうちょっと画面の大きいものを自室に、今の5インチを防音室に置きたい。買うにしてもPrimeデーがブラックフライデーの安売りを待ちます。