東北?

「本日佐賀県は東北地方に移動しました」なんてアナウンスが流れても、真顔で受け止められそうなくらいには寒いですね。朝方はそうでもなかったのに、昼からどえらいことになっています。冒頭に大先生のために黙祷し、例年より静かに始まり静かに進行し静かに終わった鹿島錦保存会総会の後、Seriaとララベルで買い物をして帰ったのですが、何気なく店内から窓越しに屋外に目をやったら、すわブリザードかというような状況でした。

 幸い駐車場に戻るときには落ち着きましたけど、そらサイドミラーも雪で覆われるわ。午後から受診とおっしゃっていた部長の無事を祈りつつ――

17キーカリンバをゲット(‘ω’)ノ

 クーポンとポイントを活用し、実質1,346円程度で17キーのカリンバをゲット。クロマチックのカリンバが欲しかったんですが、まずはお手頃価格な17キーで練習してからと考えなおした分、大人になったなあと思います。

 買ったままほとんど放置しているン十万のライアーハープや、そこまで高くはないにしても諭吉数人をお見送りしたコンサーティーナの練習もしたいのはやまやまですが、どこでも持ち運べるサイズで、しかも軽いというカリンバの利点は、何物にも代えがたいかなと。あとね、癒されたいんよ。疲れとんよ。

 ブラックフライデーなんかの時に、クロマチックのカリンバがセールされていないか、こまめに確認してみます。どうせ息抜きに遊び弾きするだけの予定なので、そんな高いの要らない。

 明日は大先生が亡くなられてから初めて開催される鹿島錦保存会総会。多分先生が参加されていた頃より終始静かに終わりそうな気がする。

※数年前、大先生が会員代表をA先生に譲られ、名誉代表になられた後で、「私は今まで会員代表ということで、我慢して、言いたいことも言わずに来たのー。代表はやめたんだから、これからは言いたいことを言うのー」とおっしゃったのですが、あの時は正直衝撃を受けました。顎座の黄金聖闘士アントニオ猪木から一秒間に三千発くらいの超高速ビンタをくらったらあんな気分になるのでしょう。先生、一度でいいから「我慢」という言葉の意味を辞書で調べ以下略。

※カリンバは一両日中に届く模様。鳥栖倉庫に在庫があればいいな。そんなことより、ウキウキしすぎて、今朝左手の親指を怪我したのを忘れておりました。しばらくおあずけ。

※シロクマに使う部分は無事織終わりました。余裕をもたせるためにもう五十段ほど今の色&図案で織っておきます。後はうさぎの耳の部分。ピンクにしようか、それとも伝家の宝刀パステルレインボーにしようか。掛けた糸を外して簡単な模様で織る予定。

ひらめいた(‘ω’)

https://www.zukan-bouz.com/syu/%E3%83%92%E3%83%A9%E3%83%A1 より

https://www.mutenkahouse.co.jp/column/materials/grain/ より

 多くは語らず拾い画像で表す試み。

 今朝起きた時のちょっとしたセレンディピティ体験。カレイ丸太のですよ。編物用として売られている、最初から穴の開けられたバッグ底に結束バンドを括り付けて、さらに底板に合わせてサイズ調整したクラフトバンドをはめ込んでいけば、手軽に籠が出来るんじゃあない? と。

 手抜きすることばかり考える自分が時々厭。

※こういうの。


錦の合間にハンドウォーマー作り

 市販のハンドウォーマーだと、長い時間着けていると指周りが痛くなってしまうため、ストレッチ編みで親指を出すタイプのハンドウォーマーを編み始めました。作り目は40目。長方形に編んで、綴じるときに親指を出す隙間を開けます。

 写真の通り緑つながり。ブルー系大好き人間ですが、中細の純毛糸がないんよ。

こんにゃく糊には防水効果があるのだとか。しかもニスのように和紙の風合いを台無しにはしないらしい。確かに色があせる感じがするんですよね、ニス。張り子で鹿島錦を貼り付ける土台を作るのであれば、一番下側=内側に化粧紙を使う必要があります。調べてみたら水溶きボンドでは耐水性に難があるらしい。こんにゃく粉は家にあるので試してみよう。あ、でも木工用ボンドだからこそ樹脂やビニールテープに貼り付かずに、すぽっと内型を抜けるというメリットもあるか。化粧用の美麗な和紙は後貼りにして、こんにゃく糊を使うとしたら、どんだけ少量で作ればいいのやら。「和紙の手帖」という本があるそうなので、まずそれを読んでみよう。まあ、和紙の籠の補強にも使えそうだから、ある程度まとめて作っておいた方がいいのかな。

※杉原商店さん。和紙への情熱と情報量がすごい。紙布のことは伝統的な工芸品を網羅した本を読んで知っていましたけど、陣羽織の作り方は知らんかった。

※大量のこんにゃく粉(古いけど多分使える)を消費するためのレシピとしてはこれが一番かもしれない。アーモンドプードルと混ぜて作るこんにゃくクッキー。ホームベーカリーに少量入れてもいいらしいですね。

Youtubeは情報の宝庫だ

 麻ひもとボンドやグルーガンでもいろいろ出来そう。こちらの動画はフィリグリー風。

 なんですか、この鹿島錦で作れと言わんばかりのアレンジは。

 これはわしにもできる。

 グルーガンも持っているのですぐできる――って、もしかして鹿島錦の貼り付けってグルーガンでもいけるんじゃない?

 落語でかごと言えば、「蔵前駕篭」「蜘蛛駕篭」「住吉駕篭」あたりでしょうか。三三師匠の2/5の有田での独演会、行きたいですけどね。コロナショック以来、人の集まる所は絶賛忌避傾向。

こう寒くっちゃあよう

 というわけで、古デジ片手に歩きに行く予定を断念。代わりに(ならないけど)Seriaの材料で肩掛けポーチを作ることにしました。

 準備するのはポーチとマジックテープ。「ポーチの写真がぼやけて見えるのはきっとソフトフォーカスだから」と心の中で千回唱えてからご覧ください。

 実際には作るというほどの物ではなかったりして。まずポーチ本体に穴を開けてハトメを装着。金具の前後を間違えたって気にしない。さらに適当な場所にマジックテープを貼り付けて、鹿島錦の包みボタンをあてがいます。後は肩ひもを付けるだけ――ですが、実はハトメが小さくてナスカンが入らなかったため、写真を撮った後、ハトメのところに二重リングをかませています。

 マチがないタイプのポーチなので少ししか入りませんが、財布とメモ帳とipodtouch、スマホを持ち歩ければいいのです。他のは別のバッグに入れるでー。Seriaの商品ということで、くたびれてきたら処分する予定。包みボタンを取り外し式にしたのはそのため。

 メンズ的にはこのくらいシンプルな方がええんやで。

※ボタンは三個くらい並べてもいいかもしれないし、よくないかもしれない。貧乏くさいのは見逃してほしい。今年で五十なので実利重視で行くことにします。原稿用紙はじめ、面白いデザインのポーチもあったので、包みボタンなしバージョンも作っておきたいところ。ボタンなしなら薄いので、パスポートや財布を入れて洋服の内側に装着するトラベルポーチにもなりそう。実はデコパージュをしようかと思ってモネやゴッホ、ウィリアム・モリスのデザインペーパーも買ったんですが、錦の邪魔になるだろうと考えて自粛したのでした。

情報豆乳

 違った。投入。

 昨日図書館から借りてきた本を眺めていて、昨夜私が試した編み方以外にも底の作り方があるのを発見。こっちの方が安定しそうと思いながら、さらに別の本をひもといてみたら、おージーザス、編まずに籠的なものを作る方法が載っておりました。これは時間の節約になりそうとしばし小躍り。私は鹿島錦を貼る土台を自分で作りたいだけで、別に販売用の籠を多数作成したいわけではないですから、渡りに船。

 手法としては既知の物でしたが、「あ、これもそういえば使えるんだ」と、新たな解釈を得ることが出来ました。終わりよければすべてよし。障子紙も無駄にならない。早速明日から下準備に入ります。

 まあ、いずれは自分で編んで本格的な籠を作りたいという思いはありますが、今は鹿島錦を中心に据えたいわけですよ。生前の大先生に、「あなたも多分織りにはまったら寝食忘れるタイプよー」と言われたのですけど、それが結構なくびきとなっております。いい意味で。大先生の近くにずっと座っていたのでわかるのですが、大先生の場合、保存会の会員を、「遊び半分で織っている(ように見える)人」と「錦に情熱を注げることが出来る人」という区分で眺めておいでのようでした。ただしこれは巧拙とは無縁の分け方。技術的には未熟でも、錦に真摯に取り組んでいる人の方がお好きなご様子でしたね。

※ちなみに「私(大先生のこと)以外にも寝食忘れるタイプの人がいるのよー」とあげられていたのが、鹿島錦初心者練習日記のy-chiさんと、昨年退会されたFさんでした。考えてみたらお二方とも自分の図案をがんがん描くタイプ。他にはムードメーカーのOさんのことも相当お気に入りだったんですよねえ。大先生の理想の「皆で楽しく錦を織る」を地でいく方なので。

※大先生とA先生の各種漫才が忘れられない(´;ω;`)

※その技法というのは、まあ早い話が張り子なんですけど、すでにさまざまな形の張り子のバッグがある(by コシェルドゥ様)ことからも、素人レベルでもいろんな楽しみ方が可能なのではないかと。アレルギー体質ということもあり、さすがに漆にまでは手が出せないので、いつものなんちゃって系のやり方でごー。

 ごー(‘ω’)ノ。

くるくる棒と格闘

 先日車の中で延々作った千代紙のくるくる棒ですが、クラフトバンド感覚でいたら、とんでもなく扱いづらい。一番の原因は不慣れすぎるということがあげられるにしても、どう考えてもクラフトバンドの方が扱いやすい。

 試行錯誤しすぎて間もなく丑の刻。寝ます。

※平たくした方が断然編みやすいですね。丸く編むときは縦芯を放射状に広げないといけないのですが、ワイヤーが入っていないこともあり、綺麗に広がらない。初心者の間はワイヤーを入れないとだめかなあ。

※安いクラフトバンドなら50mが1,000円以内。ダイソーと大して変わらない。心動かされています。あとね、思ったんですが、クラフトバンドって細く裁断しない限りは幅広なので、すぐ終わるんですよ。本に書いてある通りに作るなら採寸も簡単。時間の節約にもなる。お金と時間どちらを節約したいかという究極の選択。まさにビュリダンのロバですな。

twitter退会

 果たして「退会」という言葉が正確かどうかはわからぬままに、鍵っ子アカウントの削除を決行。本来友達とのDM用として登録していたのですが、覗くたびについTLを延々読んでしまって、相当な時間を奪われてしまうので、致し方なし。連絡用のアカウントは他にも複数確保しているため問題ないです。過度に政治的だったり、あるいは呆れるほど中身のない見ず知らずの人のtweetもおススメとして表示されたりしてそれにあてられていたせいか、退会してすっきりしました。

 精神衛生上よろしいばかりで、一抹の寂しさもないんだもの。我ながらSNSには向いていないと再確認しました。

※生成りをようやく織り終えて、ライトグリーンの糸で織り始めました。色が変わると新鮮。

※合成スピネル到着。ご丁寧にも一つずつ別の梱包で送られてきました。基本一個売りであらかじめ封筒に入れてあるんでしょうね。今回は二つのみでしたけど、十個とか二十個とか頼んだら、封筒も同じ数で送られてくるのではないかと考えると、恐怖のズンドコ。こんな感じで木目込みシロクマの瞳に使う予定。一個1,000円弱でした。

※先日スマホの保護ガラスが割れました。しばらくそのまま使っていたのですけど、破片が落ち始めたため、慌てて新しい保護ガラスを注文。不手際で貼り付けに失敗してほこりが入ってしまいました。辛い。入っていたケースはかなり良質。柄和紙と錦でリメイクできそう。袱紗にするにはサイズが小さめでしたが、通帳なら入るかな。辛くない。

北高……だと……

 今日も今日とて介護支援専門員の再研修の付き添い。「佐賀までは運転しとーなか」と言い張る母を連れて、旧マリトピアまで。相変わらず444号線をまっすぐ走って、牛津高校の近くの天満町で右折というルート。有明沿岸道路なんか走りたくねえ。

 昨日余りにも暇だったもので、今日は昼食の後、適当に佐賀市内を散策。アバンセの辺りまで歩いてみました。目的があってアバンセまで出向いたわけでは決してなく、適当に歩いていたらぶち当たっただけですけどね。

 途中、三十二年ほど前のデッサン講習会でお邪魔したことがある佐賀北高校、それからラグビーで有名な佐賀工業の前も通りました。

 いずれも「ここにあったんだ!!」的な驚きに充ち溢れて――って、どんだけ土地勘ないんだって話です。普段は佐賀市内に出かける時は北高卒の友達任せ。自分では運転しないのでさっぱりわからん。そういえば、横断幕が掲げてあって知ったのですけど、佐賀工ラグビー部OBの大田尾氏、早稲田の監督に就任されたんですね。私がまだラグビーを観ていた頃は、YAMAHAでばりばりの現役選手だったのに。ちなみに「あんくるふじや」の御曹司ですよ。ところで関東学院大学からトヨタに進んだばかりの仙波勝選手が亡くなってから、もう何年になるんだろう。月日が経つのが早すぎる。

 帰宅後、障子紙と格闘して、以前試したようにリボン状に折りたたむのではなく、5mm角の棒に巻いた太めのくるくる棒を押さえて平らにする方が、より扱いやすくなることが判明。欣喜雀躍。3cmほど合わせてボンドで貼って長くしてみたところ、強度はかなりのもの。私の筋力では引きちぎれませんでした。籠にしてもバッグにしても、しっかりしたものが編めそう。もちろん鹿島錦のメッシュワークにも使えます。切れ端は一関張の下張りに使えばいいし、無駄が出ないのも嬉しい。サステイナブルかどうかは不明。いろんなサイズにして収拾がつかなくなるよりはるかにましでしょうから、同じサイズに切って、棒にする時の芯の太さをかえるだけの方にしておきます。

※今後アクセサリーは包みボタン+マクラメのみで作ることに。無駄な器具買いたくねえ。春の作品展までにフレーム結びの練習をせねば。実はプリネルも持っていたりします。ところで……これ……中級?