図説 佐賀県の歴史と文化

 隙間時間の検索作業。正会員登録すれば自宅の端末で読める「図説 佐賀県の歴史と文化」内にも佐賀錦に関する記述がありました。簡単なものに終わっていますが、経紙に関する説明は正しい。ただ「緯糸は金糸や銀糸」という表現はいかがなものか。

 リンク先を開けない方のために一部をスクショしてみたり。奥に向かうにつれて経紙が広がっているのは、分割して貼ってあるから。起し板に平たい足が付いているのも興味深い。

※これも会員登録していないと読めませんけど、「袋もの技法」が結構良かった。作業が詳細に記してあります。1980年の本なので図書館や古書店にあるかも。

拾って織ります宣言はしたものの

 右肩が痛くて遅々として進まず。しかもまた未使用の経紙をゲット。今回は梨金(錆金っぽい感じ)や市松系の変わり経紙でした。いよいよ収拾がつかなくなりつつあります。私はどこへ行くつもりなのか。

 今織っている自分の図案は、13本糸を掛けて、残り一段をヘラで確保しておけば拾わず織れるんですけど、さて、どうしたもんか。現時点では別に拾うのが苦ではないにしても、なかなか進まない。今のペースだと来年の成人式用のストラップの提出までに本金が間に合わなさそうで、それがちょっと不安。

 いずれは複雑な模様をがんがん拾って織れるようになりたいんですけど、どうも向いていない気がする。どちらかというとシンプルな模様&色で遊ぶタイプかも。

 とりあえずもうしばらく拾って織って決めよう。

搬出作業完了

 雨脚が強くて一時はどうなることかと思いましたが、無事に搬出作業完了いたしました。お久しぶりのy-chiさんなど、鹿島駅用の数珠入れを持参された方もいらして、ありがたく鑑賞した次第。

 祐徳稲荷の宮司さん=鹿島錦保存会会長さんによると、観光客も回復傾向にあり、特にタイからのお客様など、干支の兎を喜んでご覧になられたとか。そういえば「亥」って日本ではイノシシですけど、本来は豚なんですよね。天干地支が伝わった当時に日本にいたのは野生のイノシシだけだったので、豚の代わりにイノシシを亥に充てたのだという話を聞いたことがあります。

 片付け作業の後のお祓いもつつがなく終え、皿うどんのパリパリ麺を調達して、今しがた帰宅。しばらく寝ます。最近やたらと朝早く目覚めるようになってしまって(老化?)、若干睡眠時間が足りない感じ。

※スタコラサッサと持ち帰ってきたうちの熊。こう見えて満身創痍。結構失敗しているため、多分出すのは今年限りになるかと。

※お祓いの途中咳込みそうになって、慌てていただいたばかりの飴をこっそり舐めてしのいだなんて内緒。

なんかいけそう

 先の網代の影響で、真ん中がちょっと目詰まりしておりますけど、痛バッグに入れるのには問題ないかもしれない。印鑑入れにするか、痛バッグに封入するか、あるいはがま口タイプの扇子入れにするか。出来れば経紙のグラデーションを活かせるように、幅広に取りたいところ。

 下手くそさんなので両岸はそれぞれ四目使っています。アップにすると粗が目立つ。最初からこの図案を織っていればよかったと後悔中。配色は替えずにボーダーをランダムにしていく予定。

明日までとあいなりました

 今日は雨がひどかった。でも地震で大変な地域の皆様に比べればどうということもないか。

 鹿島錦保存会の作品展も明日までの開催となっております。明日は13:30に集合予定ですので、その後片付けを始めることになります。一昨年早く片付けすぎて苦情をちょうだいいたしましたので、「せめて〇〇時までは」という流れになると思いますが、片づけ始めるとあっという間ですので、時間に余裕がおありでしたら、大先生の作品だけでもご覧にいらしてください。

甥と姪が小さい時の話

 何度も書いているように、幼い頃の姪はオムライスが好きでカレーが嫌い、甥はカレーが好きでオムライスが嫌いでした。毎回毎回二種類一人分ずつ作らされていたある日「ぎいいぃぃぃぃ」となり、試しにホットサンドを食べさせたところ、二人ともぺろりとたいらげてくれたということがありまして、ありがとうホットサンドメーカーと感謝しきり。いい加減ガス火で作れるアサヒキッチンのホットサンドメーカーを買わねば。

 お子らは惣菜パンが好きですから、当時このレシピを知っていればきっと作っていたことでしょう。でも当時のYoutubeってそこそこ無法地帯でしたよね。なんでこんな動画あげるの? っていうのが結構あった。

佐世保まで行く気力がない

 足繁く通っていたかっちぇて落語会もすっかりご無沙汰。もう佐世保まで行く気力がない。平日ならまだしも、開催されるのは日曜とかですしね。よもやわずか数年でここまで気力が萎えるとは。落語が嫌いになったわけでも飽きたわけでもなくて、ひたすら運転が億劫。エイブル落語会が唯一の命綱となってしまいました。会場で町内の知り合いに会いまくりで、非日常を楽しむという気持ちを確立しづらいのがあれですが、演者の方に鹿島錦について言及してもらえるとシンプルに嬉しかったりします。

※今日も仕事で出ていますが、デイルームから音楽が聴こえてくるのが気になります。なんで赤鼻のトナカイ? 今5月やで。

※曲が変わった。「お正月」。なぜ。

※ほー、「花色」ではなくて「縹色」が正しい表記なのか。漢字といえば、彦いち師匠のお弟子さんのやま彦さんが垂乳女を「たれちちおんな」とどストレートに読んだ逸話が好き。

https://www.youtube.com/watch?v=3TCPavdxWAs

※これ作ってみたい。大きめに作ってクマを座らせたい。

激レアです

 蓮から取れるごくわずかな繊維を使った織物があります。日本でも大賀蓮から採取したロータスシルクを使って佐賀錦を織るというステキ試みがなされたことがあるそうな。

 ところで、この「世界で最も〇〇なものの一つ」っていう表現、イライラしません? 「最も」なのは一つであるか、あるいは完全に同列同位の複数かであるかのいずれかだろうと、腹が立って仕方がないのです。まさにぷんすか案件。

※森山にも大賀蓮があるなんて知らなかった。唐比ハス園、行ってみよう。

この切り方はありかも

 PCにつないで使うオートカッターを持っていますけど、切るもんがねえということで、数年前に購入してからこれまで一度も使わずじまい。構造的に直線を切るのは得意中の得意でしょうから、引き箔を買ってきて自分でカットするという手もあるかなと思っていましたが、妹尾直子さんの紙布の記事の写真を拝見して、こういう切り方もあるかとぷち覚醒した次第。

※多良から普通電車に乗ったり、諫早からかもめに乗ったりして気楽に長崎まで行けたころが懐かしい。西九州新幹線が走り出してからJR九州ウォーキングに参加するのも一苦労になりました。春編は鹿島ですら参加していないため、どこかに行きたいんですけど、行けるのは相知くらいかなあ。でも歩く時間があれば織った方がいい気もする。