なんだこの満足感

 まんぞく館のお弁当は結構好き。

 いや、吉田の話ではなくて、古経紙ですよ。処分されるのを待つばかりだった、癖がついてシワシワになった昭和の古経紙を買い取って、時間をかけて伸ばしていって、綺麗に整えるのに成功した時の満足感=達成感に、はまりそうです。いっそ織らずに済ませたいくらい。まあ四の五の言わずに織りますけどね。やっぱりヘアアイロン買おうかなあ。低温&片面での設定が出来るものでないとまずいかなと思ってこの間調べた限りでは「でも、お高いんでしょう?」ってな感じでした。一個買ったら一個おまけとかないかなあ。おまけだけもらって返品するのに。

 まあ、今のところは地道に手作業で大丈夫かな。合間にオカリナを吹いたり踏み台昇降をしたり、織り台入れの本体を作る下ごしらえをしたり出来るし。もみ紙風の皺に見えるものは、そういう加工みたいです。たまにわけわからんマチエールに遭遇するのが面白い。

 明日の昼に糸掛けをして、夜から平織り開始。貼り直したばかりの引っ張り紙もいい感じだし、何事も案ずるより産むがやすし、当たって砕けろ、犬も歩けば木から真珠の川流れなのです。

※「何かやったら1ポイント」でセルフポイントを貯めておりますが、本日104ポイントまで貯まりました。さすがに歯磨きは除外したでー。後896ポイントを貯めて、自分にご褒美を買います。いろんなことがはかどって楽しい。

曾祖母の祥月命日

 バレンタインデーに他界した曾祖母の祥月命日です。昨日が五十回忌の法要でした。親がお寺に行ってきたよ。

 昼休みにあれをやろうこれをやろうと構えていたのに、古経紙の整経だけで終わってしまった。今回は6本切れました。次回はもうちょっと慎重にほぐします。写真だと伝わらないでしょうけど、ピンクゴールドベースのレインボーです。もとの所有者の方が中心を取られていたのですが、思い切りずれていたので、マステで塞いで改めて目印の切れ込みを入れています。

 今のところ引っ張り紙に不具合は見られず一安心。この経紙はニトムズの強力タイプのポリエチレン対応両面テープで貼り付けています。強度も問題なさそうで安心しました。新しい経紙なら貼った瞬間から織る準備に入れるので、意外にいいかも。普通の和紙の引っ張り紙でも、強力タイプの両面テープなら充分使用に耐えるかもしれない。

 全体的な癖取りに若干時間がかかりそうですが、早ければ今夜には糸掛け決行。短めの紙なので、織りあがりも早いでしょう。

ユートクよりヨドバシの方がはるかに安かった( ゚Д゚)

リューターさんが日の目を見る日が来た

 何年前に買ったかすら定かではないハンディリューターが日の目を見る日がようやく来ました。リューターという名前すら思い出せず「回転 やすり」などという謎の言葉で検索したりもして。

 あれこれ悩んだ挙句、卵型マイオカリナの運指も確定。一般的なオカリナより肉厚に作ることで孔を小さくし、音域を広げることを目指します。出来るかどうかは不明ながら。土埃が舞う作業をしないといけないため、ベランダにガーデンテーブルを出して作業スペースを仮設しないと。成形は、面倒だから方は使わず手びねりで。一期一会の精神で作り続ければ、いずれは巧くなるでしょう。皿やマグカップも作りたいしよう。

 明日の昼休みの作業は

・引っ張り紙に経紙を貼る
・ガーデンテーブルをベランダに移動
・ベランダの拭き掃除をしてレジャーシートを敷く

 

自分用メモ

 織り台に引っ張り紙を貼りました。絶賛乾燥中。今回はでんぷん糊を使いましたが、四倍強いという話の障子紙、四倍くらい扱いづらい。もともと障子用ですしね。今洗濯ばさみさんにご降臨願って、棒に巻き付けた状態で固定して乾燥させているところです。次回も多分そうすると思う。

 ポリエチレンベースで木工用ボンドが使えないこともあり、鹿島錦の材料としての推奨はしません。普通にコシの強い和紙を買った方が早い。まあ、私が生きている間は日本から和紙がなくなることはないでしょうから、次からは普通の和紙でいいかも。

 それにしてもフエキ糊ってなんであんなにいい香りがするんだろうと思って調べたら、金木犀の香りだそうです。確かに。

オークションに織り台が出ています

 佐賀錦の織り台が今ヤフオクに出品されています。現時点で残り1日。リサイクルショップさんのようですね。期限が切れても佐賀市内のお店に問い合わせられそう。佐賀錦の中台=鹿島錦の小台と考えればいいです。佐賀錦には鹿島錦のものよりさらに小さい台があるため、基準が違うという程度の話。

佐賀錦 卓上織台 織り機 織機 織り台 木製 佐賀 錦 伝統工芸 (約39×31.6×高さ15cm~低い14cm) 手芸

 結構古いなあという印象ですが、まだ織れないことはなさそう。もっと小さい台なら入札していたかも。大工さんとかにカンナで削ってもらえば綺麗になるかなあ。根気があれば紙やすりでも。ただ、佐賀錦の台は巻軸止めが木製ですので、その点は注意を。多分丸い箸を削ればいける。

※画像を見た限りでは本体だけで、起こし板やヘラ、あぐりなどは付属していない模様。あと書き忘れていましたが、佐賀錦の台、高さは鹿島錦の台より高いです。起こし板も倍くらいある。

※アカウントに見覚えがあると思ったら、購入したことがある業者さんでした。

一時間以上かかった

 引っ張り紙に線を引くのに一時間以上かかりました。手前も奥も数十本分確保したため、十年くらいは張り替えずに済むことでしょう。まあ普通は張替えではなくて継ぎ足していくんですが、素材的に継ぎ足しは難しそうなので、貼り変えていくことします。ホームセンターでフエキのでんぷんのりとポリエチレン対応強力両面テープもゲットして一安心。明日から織る準備ができるかな。また古経紙の癖を取らないといけませんが、貼り付きべたべた系は処分したため気が楽。さっさと平織りを済ませて、着色銀→本金と進みます。

 方眼線がすでに引かれたA2のカッティングマットを持っているので、もっと楽に作業できるかなと思っていたら、なんと縦のサイズが28cm丁度ではなく28.1cm。1mmだけ脇を切り落とすのも難しいしと、若干狂うのは承知の上で、目測ながら慎重にカッティングマットに重ねて線を引きまくりました。両面テープで経紙を貼り付ける予定のため、すべすべ面を表に、ざらざらを裏側にする予定。今夜織り台入れ作りの準備のかたわら、台に貼ります。

 ところで、引っ張り紙を貼り付ける巻軸(名称不明)に関して。きっちり作ると回しづらいため、意図的に若干遊びを作ってあるんですね。軸をもって両側に動かすとややカタカタするくらい。0.5mmあるかないかですが。その遊びの分を含めて中心に持ってくるべきなのか、それともその部分は無視して片側に寄せて持ってくるべきなのか、そのあたりも迷う。

※障子紙を検索していて発見。ついポチってしまった。

 

「手抜き」発言について

 優先すべきは織り台の準備ということで、織り台入れをこさえる前に引っ張り紙を貼る準備。

 ところで、我が家の昨日の夕食はひつまぶしだったのですけど、昼間は私も母も片づけ物をしていて時間が無かったため、汁物にちょっとお高めのインスタント味噌汁&かきたま汁を使ったのですよ。そうしたら父から即「手抜き」と言われまして、脊髄反射でむかっ腹立った次第。

 そもそもお前が家の中を散らかしまくるから我々が水際作戦で――という家庭の事情はさておき、この「手抜き」発言をする側って、本当、何も考えていないみたいで、それに関して憤るやらあきれるやら。誰だって時間がない時とか疲れて料理したくない時とかあるじゃないですか。作れば作ったで味がどうこう言われ、市販の素材を使えば「手抜き」と言われ。こういう場合どう対処するのが正解かといったら 射殺 無視するしかないのが腹立たしい。言われる側として言う側に断言しますが、即座に離婚を切り出されても仕方のない暴言だからね、「手抜き」は。うちの場合は言う側が親だから離婚は出来ませんが、とりあえずラキソベロン盛らせろくらいの気持ちにはなります。トイレで己の言動を悔いるがいい。

 それにしても、場が和むと思って口に出しているなら逆効果。ほどよく湿った鼻の穴でアジサイの差し芽を育てて、梅雨時に綺麗に咲かせてくれた方がよほど和む。

請求書作成の合間に

 ピコーンときた。先日成分表も確認せんとAmazonで購入した四倍強い障子紙、ポリエチレンベースのせいで木工用ボンドが貼り付かないだけで両面テープはくっつくんだから、ポリエチレン対応の強力両面テープを使って経紙をくっつけたらいいんじゃない? そもそも障子のりが使える=でんぷん糊が使えるということだから、巻軸にくっつけるのはでんぷん糊で大丈夫だし。

 引張紙問題は解決いたしました。多分。いっそ両面テープの方が経紙を立てる時に扱いやすいかもしれない。

 後から買った色付き障子紙は、メッシュワークとか籠づくりに使うよ(・ω・)ノ とりあえず請求書作りに戻るよ。

※背中の痛みはだいぶ楽になりました。まだ鈍痛があるので、もしかしたら四十肩ではないかも。また痛みがひどくなったら受診します。

アレクサさんと格闘

 先日アレクサさんから「本日Amazonから(配送先に指定していた職場に)荷物が届きました」みたいなことを言われて、何が届いたのか訊いてみたら、クラフトバンドと木目込みベラとのこと。え? 引っ張り紙用のお高い障子紙は? と何度聞いても同じ答えしか返してくれない。そのせいでてっきりまだ届いていないと思い込んでおりました。その状態で今朝職場に向かったら、おージーザス。障子紙はクラフトバンドに同梱されとるやないの。

 期待していたほどの厚みはありませんでしたが、均質ではあります。素材は一部ビニロンながら、パルプと麻が混ざっているので、多分木工用ボンドでも大丈夫かな。引っ張り紙の理想は真ん中が厚くて両脇が心もち薄い物だと思う(逆?)のですが、次善は均質性。

 あ、でも今強度を試してみたら意外に弱い。手で簡単にちぎれる。パルプ化した楮だからか。でも二枚重ねるとちぎれない。厚みが出なければ二枚重ねて経紙を両側から挟んで――とも考えましたが、多分余計に引張り強度が乱れるか。

 こうぞ100%の和紙の障子紙とかの方がいいのかなあ。以前ベテラン勢に訊いた時は「高か障子紙なら大丈夫よー」との返答でしたが、高いってどの程度のことなんだろう。100%だと四千円から五千円するんですよ。まあ……長さはあるにしても。

※せっかく買ったので、試しに貼ってみて、ダメなようならまた別の紙を買います。

※越前屋から買った方が早いかもしれない。

蓋だけ完成

 かなり時間がかかりましたが、蓋は完成。いびつなのは見逃してほしい。押さえて動かして修正できる部分もあるので、完成した暁にはもうちょっと綺麗になるはず。

 なおベースはダイソー製。昔買ったクラフトバンドの余りも見つけたので使ってみました。三個目にして初めての大物。真ん中のグリーンは入れんかったらよかった。

 明日から本体作りに入ります。気が遠くなる。これはこれで楽しいけれど、やはり織りたい。引っ張り紙いつ頃届くんだろう。あ、持ち手は本体の方に取り付けます。全部完成したらトップコートを塗らねば。

 いずれは自由自在にバッグが作れるようになりたいかなあ。

※完成したら「つづら」呼ばわれされること請け合い。