世の中の半分は傲慢で出来ています

 おそらく残りの半分はおこがましさ。

 どえらい厭世ぶりを発揮しておりますが、なんだろうなあ、自分が現在特定の分野に関して極めつけに無知であるという自覚がまるでない人に、その分野に関する正しい理解の獲得を求めても無駄ではないかと思うことが、ここのところ私の周辺で立て続けに起こっておりまして、その構造の安易さやらかまびすしさやらに辟易している次第。よくもまあ、現実から乖離した手前勝手な妄想を、生きている人間に独善的に投影して、スケープゴートに出来るなと――

 今日は一日実績にかかりきり。雨がひどいと出かけるのが億劫なため、自宅に書類を持ち帰りました。昨夜から取り組んでいますので、午前中には終わるかな。

 落ち着いたら、肩&上腕部の痛み(またぶり返した)と格闘しつつ、提出物に色を塗ります。今のまま出すと「これでは色味が無さすぎる!!」と大ベラでしたたか打擲されそうなので。ちなみに「ちょうちゃく」と読みますよ。

※しばし読み方を思い出せず、「だてき」でいけるかと思って入力したけど変換できんかった。それにしてもなんで投擲が「とうてき」で、打擲が「ちょうちゃく」になるのかさっぱりわからん。

※眠気だったり肩の痛みだったり、果ては冷房に耐えられなかったりで、小休止を多めに入れています。なんだかんだあと30分くらいかかる模様。記録の不備を確認しながらやっているのもある。ふう。

 

桐塑について調べてみた

 桐塑(とうそ)は木目込み人形の土台を作るための素材で、簡単に書いてしまえば木粉粘土みたいなもの。立体造形苦手族の出身ながら、将来的には落語の登場人物を鹿島錦のオリジナル木目込みで再現したくて、桐塑人形について調べていたんですが、どうも高濱かの子の本が良いらしい。ただかなりのレア商品らしく、現状古書検索でも在庫はヒットしませんでした。桐塑人形の教室は遠くて通えねえんだわ。まあ、自分では作れなかったとしても、立体造形得意族の知り合いに諭吉で頼めば、多分いくつも作ってもらえるでしょう。

 いろいろと手を尽くして入手は出来ましたので、届き次第感想をあげます。もちろん天下の国会図書館には納本されています。著作権失効前ですが、半分ずつなら複写依頼できるでよ。

※私の周りの自称霊感ちゃんたちは、ただ一人の例外もなく人の心に鈍感ちゃんであります。よくもまあと呆れることばかり。メルカリもえらいことになっとる。そんな中左下の折り紙さんの平和なことよ。

新・御宿かわせみ「お伊勢まいり」

 皆気になる東吾さんのその後でお馴染みの新・御宿かわせみ。読後にamazonのレビューを漁ったら結構辛辣。かく言う私も、新シリーズに入ってから間もなく脱落し、確か「花世の立春」の時には、新刊を買った後、そのまま読んでいない気がします。時代小説は江戸を舞台にしている方がやはり面白い。明治になると「時代」という感じがしなくてどうもいかん。

 図書館から借りただけで、定価で買ったわけではないし、長編ですが読みやすかったのでまあいいかな。いささか消化不良ながら、殺された源三郎の件も一応ケリがつきましたし。ただ、御宿かわせみの頃の登場人物のバランスが黄金比過ぎて、新・御宿かわせみになってから、どうものめり込めない。

 のんのんばあのDVDも返さないといけないため、雨がひどくなければ、今日中に返却に行きます。

 それにしても東吾さんどこ行ったん?

※Googleドライブの2TBプランの契約をして、自炊した電子書籍に関してはそこに全部放り込んでしまおうかと思案。でも2TBくらいなら外付けのポータブルHDDを買った方がいい気もするし。それはそうと、今キャンペーンで御宿かわせみ全巻セットkindle版が13,255円で販売されているらしいのですが、うーん、どうしよう。頂き物として無料で全冊ゲットした文庫本をスキャンした方がお金はかからないとはいえ、相応の手間がかかりますから。

※私の中でのお吉のイメージランキングは断トツで鷲尾真知子。

難読名はストレスフル

 実はこれまで、ただの一度も初対面の人から正しい名前を呼ばれたことがなかったりします。苗字は別に珍しくもなんともないし、下の名前も字面自体はありふれていますが、読み方が結構レアなようで、間違われてばかり。物心ついた頃には正しく読んでもらうことをあきらめて、今に至ります。いちいち訂正するのが面倒で、二度と会わないであろう人に関しては、もうどうでもいいやという心境。

 最近とみに読みづらい名前が増えましたが、絶対将来その件でイライラさせられるはず。かく言う私も親戚(遠縁)の子ですら読めず、十年ほど未確認のまま放置している状態。いまだに読めない。親が新生児の頃に読み方を教わったのに忘れやがるもんでよう。まあ、近い親戚ではないし、親とさらにその親だけ知っていれば、そんなに関わらないからいいんですけどね。

 従兄のところも続けて孫が生まれていて、今度三人目らしいのですけど、それぞれ読みやすい名前で非常に助かる。鳴留具我留手衣夢瞳鸞騎亜と書いて「なりるぐがるでぃむめらんきあ」と読ませるような突拍子もない感性でなくてよかったと、心から安堵。

 そういえば、稀に県外の方から鹿島錦の読み方を訊ねられたりします。正解は「かしまにしき」。濁点は付きません。

ミシンさんと呼んでください

 嘘です呼ばないでください。実はまだミシンでびうしてねえんだわ。一応取り扱い説明書代わりの付属DVDはPCに取り込み済。

 話は変わりますが、現状、音楽や動画、DVDなどのデータに関しては、4TB×2、2TB×1と1TB×2 で、都合三つのバックアップを作成しています。スキャンした本が増えるにつれて、どんどん容量が浸食されていて、恐怖のズンドコ。今日出かけたついでに256GBのUSBメモリを二つ――税抜2,980円で安かった――を買いましたので、この間買ったマイクロUSBも合わせると、三つあるバックアップがそれぞれ1TBくらい残っている計算になります。

 容量全部使いきるのも時間の問題よのう。新しく買うなら10TBくらいにしたいけど、耐用年数を考えたら、お手軽価格のものをこまめに買い替えていく方がいいし。切羽詰まっているわけではないですので、プライムデーで安くならないかなあと期待することしきり。とりあえずは過去のPCから外したまま持て余している内臓用HDDにケーブルをぶっ挿して、主なデータを避難させます。古いHDDとはいえ、同じデータを5個くらい作っとけばどれかが壊れても対処できるでしょう。

図書館の本が年季が入っていたので

 結局「のんのんばあとオレ」、kindle版を買ってしまいました。開くと剥がれそうだったもんでよう。なお漫画はkindleの専用端末で読む派。

 今夜中にミシンの使い方とユーキャンの着物リフォーム講座の付属DVDをリッピングして、PCやスマホで気軽に観られるようにエンコード。作業の合間に織るでー。

 お伊勢まいりは週末の楽しみに。長編ですが、短めだし、多分一日で読めるでしょう。御宿かわせみって地の文少ないしね。

※オークションに出ている大量の木目込み土台、計算してみたら、送料だけで数万円。うーん。うどん県からの発送だそうですが、うどん県クォーターとしては入札するかどうか迷う。

短編じゃない……だと……

 なんだとう!! と心の中で叫ぶ私の今日のスケジュールはいつになくキツキツ。午前中、血圧を測ってから一路嬉野医療センターに。雷雨という予報だったので案じておりましたが、運転中も車から降りる時も特にひどくなくて安堵、血液検査等も、相変わらず待たされましたが失敗されることなくつつがなく終わり、栄養士さんには褒められ、予期せぬことに看護学生二人が同席した看護師との面談も軽くこなし、会計まで済ませた後はいったん鹿島に赴き、コスモスで軽食と低糖質おやつを購入してから図書館に向かい、予約していたのんのんばあのコミックとNHKでやっていたドラマのDVD、それから平岩弓枝の新・御宿かわせみ「お伊勢まいり」を借りて、半年に一度の眼底検査のために下河辺眼科に。

 駐車場に着いた時はまだ13時を回ってすぐで、14時からの午後の診療開始まで間があり、居座ろうかどうしようかと思案しましたが、結局ナフコまで足を延ばして、新しいフライパンとその蓋を調達。実は家では重くて高いフライパンと、安くて軽いフライパンと使い分けていましたが、重い方は現在メーカー工場に送って清掃とテフロンの再加工の依頼中。現状軽い方のみをヘビロテで使っていて、そのせいかこちらもコーティングが傷んでまいりました。もともと安物で再加工する意味はないかなということで、お手頃価格の新しい物を買ってきたというわけ。下河辺眼科の診察結果も特に問題はなく、また半年後に検査に行くことにして帰宅して、改めて借りてきた本を確認したら――

「お伊勢まいり」って、新・御宿かわせみのシリーズのくせに短編じゃねえ( ゚Д゚)

※下河辺家は、鹿島錦の物理的創案者こと並木多仲(久布白家からの養子)でおなじみ、今は断絶してしまった並木家とともに、鹿島藩の藩医を務めた家系らしい。なんぼなんでも偶然同じ苗字のお医者さんがいるとは思えないので、御子孫なのでしょう。

※フライパンは明日から使うでー。深めやでー。どうでもいいですが、御宿かわせみとか半七捕り物帖とか、たくさんある短編って、読み進めるうちにいい塩梅に最初の方の話を忘れて無限ループ出来ますね。

※病院の待合室で、首がまだ据わっていらっしゃらない双子の赤さんに遭遇。可愛すぎて不審者扱いされそうなほどガン見してしまいました。数年後に旺盛なWイヤイヤで親御さんを困らせてくれること請け合い。

脱Youtube

 何度か殿堂入りしたboketeはとうの昔に卒業したでー。

 久しぶりに久石譲のアルバムを聴きながら、ヒモトレ(たすきがけ)をして織ったら、思ったよりも織れました。やはり織る時は動画より音だけの方がいいかもしれない。もちろん無音の方が集中できるんですが、音がないと自分の錦がすこぶる汚く見えてよう。幾分集中力が削がれる方が気にならない。やはりプライムデーには、液晶画面のないタイプのスマートスピーカーを新しく買おうっと。

 そういうわけで、明日以降の織りのために、Amazon Music Unlimitedに復帰。つってもEcoh一台分の契約からアップグレードしただけ。

※マクラメは逆にYoutubeの方がはかどる。なんぞ。

※こっからどんどん進む(予定)。いたるところに浮き出ているぼこぼこさんは後で修正します。

レシピの整理を開始

 これまで百冊以上のレシピ本を収集してスキャンしたりスクショしたりしてきたわけですが、さすがに全部作るわけにもいかないため、将来に向けて整理を開始。

・材料が手に入りやすい(町内のスーパーで手に入る材料で作るが吉)
・出来るだけ手間がかからない(鍋一個とか炊飯器に放り込むだけが理想)
・高齢になっても気軽に作れ、栄養がしっかり取れ、ヘルシー

という条件を満たしたものだけを印刷して、クリヤブックに保存しておきます。こういう時は紙が最強。

※初めて一人暮らしを始める時に買ったレシピ本が、このまるごと自炊ブック。子どもの頃からクッキーなどのお菓子や簡単なおかずを作ったりしていましたが、煮物などを作るようになったのは京都に引っ越してから。

ちょっとは(読書)リハビリできているのかも

 ずいぶん前にダウンロードして時々思い出したように起動していた「瞬間速読」というアプリがありまして、今更ながら取り組んでいます。あくまでも私の場合ですが、三番目に早い速度→二番目→一番目と進めていくことで、読書スピードが上がる模様。目指せ毎日1セット。四番目以降の速度は、私には遅すぎて使う意味はありませんでした。

 とりあえず短編でも読んでみようかいと、未読の新・御宿かわせみのシリーズを図書館に予約。御宿かわせみの主要な登場人物を新・御宿かわせみの回想でKILLしまくるという暴挙に出た平岩弓枝さん、先日亡くなられたそうですね。師匠筋にあたる人が佐賀のご出身だとか。「アキとマキの愛の交換日記」には佐賀錦に関する記述もあるのですが、そのあたりの関係なのかな。ついでに水木しげるの「のんのんばあ」のDVDとコミックも借りましたので、一週間以内に返却に行かないといけない。

 新・御宿かわせみを返したら、次は久しぶりに宮部みゆきでも借りて読んでみます。

※瞬間速読のAndroid版iOS版。脳トレにどうぞ。残念なことに2018年から更新がないんですが、充分使えます。任意のテキストファイルが読み込めれば最強なのに。

メルカリに佐賀錦の織り台×2とヘラ等が出品中。一台は見た感じ帯台。カルコが付いているということは――それで留めるタイプかも。横からの写真がないため詳細は不明。糸は古そう。もうちょっと安ければ、ヘラとあぐり目的で残りはおまけということで購入するのもありかなあ。小さい台の方は痛みがありますね。金属製の道具は、多分毛利器に使うやつ。