自作(予定)のなんちゃって一関張鹿島錦バッグの内側は

 やはりバッグインバッグ(インナーバッグ)で整理するのが一番なんですが、良さそうなサイズがなかなかない。まずは小さいウエストポーチを作ってみたいんですよ。スマホと財布とipodtouchとメモ帳、ボールペンなどが入れば充分なので、小さいものが欲しいんですが、小さいバッグの中身を整理するポーチなんて、そもそも需要がないんでしょうね。かろうじて見つけたガジェットポーチではいささか厚みが足りない。さてどうしようと、思案投げ首。

 障子紙だと、畳めばクラフトバンドっぽいリボン状にもなるし、カットしてくるくる巻けばあんでるせん手芸のようにもなる。美濃版28mがユートクで248円でしたので、クラフトバンドに比べたら格安。まあリボン状にして編んだ時に内側に皺が寄ってしまうのがあれですが、これはもう致し方なし。

 籠にした後、着色と保護が一度に出来るように、絵具と木工用ボンドを水で溶いたものを最初に下地として吸わせてみようかな。くるくる棒にした場合は、ダイソーで買ったバッグ底の穴にそのまま通せそうですし、型に嵌めてから補強すれば、形も崩れずに済むみそう。くるくる棒の強度が欲しい場合は、30cmの結束バンドを切って棒の中に入れます。ダイソーにて30本入りで110円でした。多分水引を差し込むも可。

 問題は鹿島錦でどう包むか。くるみボタンを並べて貼り付けても面白いやもしれぬ。

 まずは小さな籠を作る稽古から始めます。練習用のくるくる棒にするために、持て余していた千代紙をカットしたところ。家にまだまだ買っただけで使っていない千代紙・折り紙の類があるので、暇を見て下準備。

阪神・淡路大震災から28年

 地震発生当時は、今は取り壊された京都のアパートに住んでいたのですが、まだ外が暗い時分に経験したことのない大きな揺れで慌てて飛び起きたのを覚えています。布団の横に据えていたクローゼットがガタガタと揺れて、今にも倒れそうだったので、必死で押さえて。

 しばらくは新幹線も不通になったため、実家に帰れたのはだいぶ経過してから。復旧後に乗車して、神戸を通る時に窓外を眺めると、家宅が倒壊して、がれきを撤去したのでしょう、いくつも空き地が出来ていて、いったいどれだけの被害に遭われたのかと考えると辛くなり、直視することならままなりませんでした。

 あの日から四半世紀以上も経過してしまったという事実が、まず信じられない。亡くなられた皆様のご冥福をお祈り申し上げます。

カリンバよりよいかもしれない

 キーリンバというアプリをスマホにインストールしてみました。爪が弱いせいで、多分普通にカリンバを練習するとボロボロになるはずなので、鹿島錦を織る合間の息抜きとして、しばらくはこれで遊ぼう。イライラしながらチューニングをする必要がないのが何より。音を低くしたり高くしたりも自由自在で、夜中の練習も安心。もちろんグリッサンドも楽やでー。録音もできます。

 難点をあげるとしたら、私の高齢者向け格安スマホはスピーカーが下部についているため、持った時にふさがって音がこもってしまう点かな。あと、チューニングでキーを自在に変更できるのですが、クロマチックにはできないみたい。なお音色の変更は有料。昔のスマホを練習専用にするために引っ張り出そうかな。あるいは年に五回位しか電源を入れないなんぼなんでも使わなさすぎなipodtouch様にお出ましいただくか。ただ、今のipodtouchを処分する時がきたら、次は操作に慣れたandroidの予備機を買う予定でいるため、あまりiOSの製品に有料アプリを入れたくないんですよね。課金を分散させたくない。インストールするとしても無料版のままになりそう。

 ipodtouchにインストールして、日常的に電源を入れておけば、もっと電子書籍を読む気にもなるかもしれない。まだ半七捕り物帖すら読み終えていない件に関しては、猛省せねば。あ、でもこの間吉川英治の鍋島甲斐守を読みましたよ。短いですけどね。

 ついでにお久しぶりのオカリナアプリもインストールしてみましたが、イギリス式にしてもイタリア式にしても、スマホの画面上で押さえるのは無理があるため、即アンインスト。指がつるわ。

※その後アプリを操作していて、チューニングで#や♭を割り当てられることが判明。ただし表示は全部♯でされるよう。

国語の時間のハナシ

 生来のサボり魔で、学生時代は数多の授業を「勉強好かん」とサボりまくってきた私ですが、楽に点数を稼げる国語の時間は例外で、そこそこ好きでした。好きっつっても授業そのものが好きなわけではなく(むしろ苦痛)、テストの答えが問題文の中にすべて書いてあるという意味で楽だったなあと、なかなか正解にたどり着けない鹿島錦に四苦八苦しながら考えることもしばしば。私にとって、国語のテスト=公式に認められたカンニングだったのですよ。

 そういえば、たまに真面目に授業を受けた時なんか、クラスメイトが答えられない質問があると、必ず私に振られたんですよね。あれは嫌がらせだったんだろうか。それともサボり魔に対する何かの儀式? あれは入会してから三度目の文化祭だったかな、実演担当として会場に織り台を持ち込んで、「ええ、こんな感じで織りますよ」という顔をして適当にへらを動かしながら会場を見渡していて、当時の国語の先生が作品をご覧になっているのに気づきまして。くだんの先生、何かの模試の時に、私が電車に乗り遅れて、自転車で太良から鹿島まで汗だくになりつつ国道を立ちこぎしてようよう学校までたどり着いた後、「遅刻しました」と職員室にしおしおのぱーで報告しに行ったとき、「大丈夫じゃろー。今からでよかけん受けんば―」と笑顔で言い放ち、エエェェェエエエ( ゚Д゚)エエェェェエエエェェとなる私に、周囲より30分遅れで国語のテストを受けさせたという過去をお持ち。

 共通テスト――私はセンター試験世代――で国語の時間が足りなかったというとある受験生の話を耳にして、ふと、その日のことを思い出しました。くじけるな若人。世の中なんでも収まるところに収まるもんさね。何度も書いていますが、私は不真面目だっただけで、決して不良ではなかったので、誤解のないように。

※「鹿島高校は鹿島城の址に建てられた」という話をずっと信じてきたのにも関わらず、かーかーわーらーずー、正確には鹿島陣屋であって、定義上は城ではないという事実に直面して、あわてふためいております。鹿島城は通称なんだってさ。そういえば、陣屋内の間取りを描いた元鹿島県陣屋絵図なるものがあるらしいのですが、閲覧可なのかなあ。せめてコピーでもいいので見たい。鹿島錦が生まれた場所が私の席のあたりであってほしい。「私がかつて授業をサボりまくったのは柏岡の方の臥せっていた場所に座ったせいで、実はお方様を病ませた原因である瘴気が肩に重くのしかかり」とか真顔で言いたい。これまでの人生を正当化したい。

※3月の作品展まで時間がないことに気づく(‘ω’) いつも搬入が早いんですよね。せめてシロクマだけでも作らないと。瞳の部分はキットに梱包されていた樹脂を使うのではなく、1cmサイズの人工スピネルを使います。当初、耳と肉球はピンクでと考えていましたが、瞳の人工スピネルのブルーとリボンの黄色をつなぐため、グリーン系の色で。反射がないと人工スピネルのカットが活きないはずなので、裏側を鏡風にコーティングできるものを検索中。ガンダムマーカーEXメッキシルバーがよさそう。

怒涛の片付けモード

 周期はないに等しいくらいにランダムではありますが、時折怒涛の片付けスイッチが入ります。片付けトントンさながらに片付けモード全開。家は三人暮らしには広すぎるくらいなのに、父が一切片づけられない病な上、私自身の本や物があふれているせいで、ワークスペースが限られているため、怒涛の片付けを経て、以下のスペースを確保予定。

・編み機と編物
・鹿島錦中台
・佐賀錦小(?)台
・籠編み
・おりがみ陶芸&陶芸

 もともとの二階建て+離れとして増築した平屋という構造で、二階部分はすべて私が使っております。きちんと片づけさえすればワークスペースをすべてそこに設置できるはず。鹿島錦の小台を置いている防音室は動かせないのでそのままで。

 私の部屋やアトリエは散らかり放題というわけではないですよ。ただ、我ながら物が多すぎる。使う当てのない物はどんどん処分していきます――って時々書いていますが、今度こそ本気なり。昔若気の至りで買った珍妙なグッズ類(嗚呼)は、今日早々に処分しました。

カリンバが欲しくなっちまった

 いや、二つ持っているんですけどね、すでに。使わなさ過ぎてサビ略。クロムメッキのクロマチックカリンバが欲しいよう。側面に錦を貼りたい。

※先日のエイブル落語会でさん光さんが演じられた反対俥。こちらは権太楼師匠バージョン。私の手持ちの音源では、圓蔵師匠くらいしかないかなあ。

既視感

 障子紙の柔らかさを活かしてバッグにするのもいいかなあと思いながら、でもハトメはいるよねと、ハトメ用の穴あけ用具を検索し、既視感に教われる。

 持っていました。すでに。陶芸用に買ったんだった。ちなみに木目込みの時に使うヘラも、陶芸用に買ってんでー。

 留め具あさりも始めました。なんか可愛い。


※底は底板が要りますね。ベルトはナスカン&マクラメで作れば無問題。実験的に、編み終えたものを薄く溶いたアクリル絵の具で着色して乾かした後、撥水スプレーをかけて仕上がりを確認してみよう。

こういうのが作ってみたいお年頃

 なんと一切縫わなくていいそうな。

 市松模様のポシェットの作り方。

 あらかじめ和紙を糊で重ねて型を作って、それに貼り付ける形で錦&和紙でメッシュワークを施せば、ハードな仕上がりになってよさそう。100均一のお弁当の蓋なんかをそのまま芯材にしてもいいかな。出来ればペットボトルやマグボトルを入れられるサイズで作りたい。

 素材に合わせていろいろアレンジしないといけない部分は出てくると思いますが、一つの参考に。二つを向かい合わせに重ね合わせる構造だと、下側の強度が不安かも。

※「縫わない」という言葉に脊髄反射でキャッキャウフフとなる始末。こういうのをさらっと作れるといいですね。編むのと織るのと結ぶのには抵抗はないのですが、縫うとなると逃げ出したくなる。

※だって縫いたくねえんだもん。←心の叫び。こちらの動画も、鹿島錦保存会随一の両面テープマスターの私に今すぐ作れと言わんばかりの内容。

※創意工夫って大事だなあと身につまされます。

 

※錦を内側にすればと夢が膨らむ。

母、隔離解除

 離れに放置したままでミイラ化寸前だった母(嘘。ちゃんと食事は運んでいた)も、本日無事に隔離解除されました。抗原検査の結果は陰性ですが、あと数日は一人で食事をさせる予定。

 あ、クラフトバンドの件ですけど、ダイソーまで行きはしたものの、「これ、まとめて買って途中で飽きたらどうすんべ」と考え直して、あんでるせん手芸で籠を作ることに。途中放棄はありえる。私なら充分ありえる。

 それに、すでに色がついていて充分綺麗ですからね、クラフトバンドの籠って。強度もあるし、古くなって色褪せたり汚れたりした物ならともかく、新しい物をコーティングしてしまうのは忍びないかもしれない。でもチラシならコーティングし放題。むしろしなきゃダメということで。

 貼り込みがジャパニーズ・カルトナージュなら、趣味レベルの一関張はジャパニーズ・デコパージュ。耐水加工などはデコパージュのものを使えば幸せになれるかもしれない。

※その後、新聞をリボン状にたたんでバッグを作る手法にたどり着く。ちらしのくるくる棒を作るより楽らしい。詳細な解説が記された本が鹿島の図書館にあることを知り、予約したところ。ただ、そのまま新聞で作ると強度に不安がありますし、長さも限られるから、長いリボンが欲しいときは付け足さないといけない。何かこの二つの弱点を補強できる材料はないかなあ。牛乳パックを切って芯にする? いや、それでは補強にはなっても長さはカバーできずと、かぶりを振った直後にピンときた。もしかしたら障子紙をリボン状にたたんで作れば、長さも強度もチリバッツグー(昭和)なのでは? 何より安いし、クラフトバンドみたいに変な巻き癖はつかないので、編みやすそう。なんちゃって一関張にすれば、固さも確保できる。素材も和紙ということで、鹿島錦の品格を落としもしない。よくないですか? 試しに家にあった障子紙(鹿島錦の加工や保護用)をリボン状に織ってみたところ、しなやかな上にものすごい強度。これはいけるかも。早速明日図書館に行った後、ユートクで補充しよう。

※リボン状の障子紙を眺めていて、「あ、これメッシュワークにも使える」と思いいたりました。なんかここしばらくの懸案が一気に氷解した気分。クラフトバンドは強度はあっても固いのが難点。障子紙は盲点だった。一回組んで、表に出るところに印をつければ、錦も無駄にせずに済むし、障子紙のメッシュワークなら、切り口を補強した上でがま口をつけられるはず。夢のがま口鹿島錦バッグの製作に着手できるかも。型に合わせてから薄めた木工用ボンドをしみこませれば、形が崩れないようにも出来る。今まで集めてきたクラフト系の知識を総動員できそう。

ダイソーで買いあさってきます

 クラフトバンドが面白すぎてもうね。昔買ったお高級バンドが家にあるはずですけど、練習に使うのはもったいない。安価なもので。もっともっと第一段階の「土台としての籠を作る」練習をせねばと、再度方向転換。昨日作ったサイズがキッチンの調味料入れにぴったりだったので、量産がてら籠編みの練習。同じタイプの小さい籠を何個も作って、コツをつかんだら大きくしていこうと算段。

 土台がきちんと作れるようになったら、下張りの練習を経て、さらに本番(の練習)に。

 本職の鹿島錦の方は、しばらくは糸掛けをして織る予定なので、時々マクラメや飾り結びとともに、クラフトバンドでのかご作りの練習をします。

 昔竹籠職人をしていた大叔母も、こんな気持ちで織っていたのかなあ。大先生のように鹿島錦一筋という人生にも憧れますけど、むら気な私には多分無理。別の角度からの保存会への貢献を目指します。

※本格的に陶芸の勉強もして、木目込みが出来る壺とか作ってみたいお年頃。あれもこれもと手を出すのではなく、地道に一つずつクリアしていく方が絶対いいよね。